世界が私に語ること 創立70周年の節目に破格の大交響曲を
坂田 晃一/管弦楽のための「詩篇」“Don’t Stop Talking About Them”※新交響楽団 委嘱・初演
マーラー/交響曲 第3番 ニ短調
マーラーの交響曲は、世界のすべてを包摂するかのような壮大さで人々を魅了してやみません。なかでも、演奏に100分を要する《第3番》は最大級のもの。ドイツでのシェフ経験から独墺ものにも自信を示す矢崎彦太郎が、《第4番》(2015年)に引き続き当団でマーラーを披露します。独唱には《ジークフリート》での絶唱も記憶に新しい池田香織を、60周年シリーズでの《復活》に続いて迎えます。
70周年シリーズのもう一つの目玉として永らく構想されていた、新作委嘱。その作曲者として、坂田晃一、この人をおいて他にあるでしょうか! 自身が「人生の集大成に」と位置づける一曲、こちらもどうぞお聴き逃しなく。