志賀直哉ゆかりの地・我孫子で、希少な35mmフィルムによる映画『暗夜行路』を特別上映
志賀直哉ゆかりの地・我孫子で、希少な35mmフィルムによる映画『暗夜行路』を特別上映します。
豊田四郎監督、池部良や山本富士子らが出演したモノクロ作品で、現代ではほとんど目にできない貴重な映像を大スクリーンで体験できます。
上映後には志賀直哉のお孫さんである山田裕氏を迎えた特別対談も実施します。
『暗夜行路』1959年/140分/モノクロ/東京映画/東宝配給
監督:豊田四郎、原作:志賀直哉
【志賀直哉と我孫子】
志賀は「小説の神様」と称された白樺派の作家で、1915-23年に我孫子に在住しました。我孫子には志賀が『暗夜行路』を執筆した書斎が今も残されており、上映当日も一般公開予定(見学無料・10-14時・雨天中止)。その向かいの白樺文学館では、今年新発見された草稿を企画展示しています。志賀直哉我孫子移住110周年の今年、その文学世界と足跡を同時に楽しめる、またとない機会です。