結城座は、400年を見据えた創造的挑戦として、演出家松本修と協働し、『狂人教育』を上演する。
390年の歴史を有する結城座は、400年を見据えた創造的挑戦として、演出家松本修と寺山修司が人形劇のために書き下ろした戯曲『狂人教育』を中野ザ・ポケットにて上演します。
結城座初の寺山修司作品、また本作の人形による上演は半世紀以上を経て実現する試みであり、この物語は家族の中に一人「狂人」がいると告げられたことから始まり・・・。
操られる存在は操る者から自由になれるのか、操る者とは誰なのかという人形と人形遣いの関係を軸に「正気と狂気」「支配と自由」という同時代的課題を掘り下げ、伝統技法を基に新たな表現をお楽しみいただける本作。
『狂人教育』が寺山修司唯一の人形劇作品であることに加え、「正気と狂気」「支配と自由」といったテーマが、分断や対立が顕在化する現代社会に通底する普遍性を持ち、人形という存在を通して人間の主体性や権力構造を描く本作は、同時代的な問いを提示する作品になっています。