

★『ロベルト・デヴェリュー』『ローエングリン』キャスト変更のお知らせ (11.9.20)
『ロベルト・デヴェリュー』ロベルト・デヴェリュー役、ノッティンガム公爵役、および『ローエングリン』テルラムント役が変更になりました。詳しくは下記公式にてご確認ください。
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★『ローエングリン』『ナクソス島のアリアドネ』キャスト変更のお知らせ (11.8.30)
『ローエングリン』テルラムント役、『ナクソス島のアリアドネ』舞踊教師役、下僕役がバイエルン国立歌劇場の都合により変更になりました。
詳しくは下記公式にてご確認ください。
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★『ローエングリン』ローエングリン役 変更のお知らせ (11.8.24)
『ローエングリン』ローエングリン役で出演予定だったヨナス・カウフマンが出演キャンセルとなりました。
ローエングリン役は、ヨハン・ボータが演じます。
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1657年の創設以来、ドイツのみならず世界を代表するオペラハウスとして、音楽史に大きな足跡を残してきたバイエルン国立歌劇場。特に第4代バイエルン王ルートヴィヒ2世の治世下において、流浪の境地にあったワーグナーが呼び寄せられ、「トリスタンとイゾルデ」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が初演されたのあまりにも有名だろう。
歴代の音楽監督には、R.シュトラウス、ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウス、ゲオルグ・ショルティなどの大指揮者が名前を連ね、1971年から92年まで音楽監督を務めたヴォルフガング・サヴァリッシュのもとでは、あのカルロス・クライバーが度々客演するなど、輝かしい黄金時代を築き上げた。特に畢生の名演として語り継がれる1974年のクライバー指揮「ばらの騎士」をはじめ、これまで5度にわたって行われた来日公演で、我が国のオペラファンを虜にしてきた。
バイエルン国立歌劇場は、劇場入口にモーツァルト、ワーグナー、R.シュトラウスの胸像を飾っているように、3人の大作曲家の作品をレパートリーの根幹としてきたが、2006年から音楽監督を務めるケント・ナガノのもとで、古典から現代作品までのレパートリー拡充を実現。音楽監督就任披露公演でR.シュトラウスの「サロメ」とリームの「檻」を組み合わせた斬新なプログラムを披露する一方、モーツァルトを中心とした王道レパートリーでも着実な成果を残すなど、新時代のオペラシーンに大きな影響を与えている。
ケント・ナガノとの蜜月を謳歌するバイエルン国立歌劇場の6年ぶり6度目となる来日公演は、ワーグナー作曲「ローエングリン」、R.シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」、ドニゼッティ作曲「ロベルト・デヴェリュー」を上演。劇場の十八番といえる「ローエングリン」「ナクソス島のアリアドネ」は、日本でのオペラ・デビューとなるケント・ナガノが指揮。「ロベルト・デヴェリュー」はフリードリッヒ・ハイダーが指揮、ソプラノの女王エディタ・グルベローヴェが演じるヒロインのエリザベッタにも大きな注目を集めそうだ。音楽監督ケント・ナガノとバイエルン国立歌劇場が威信をかけて放つ3作品。世界最高のオペラを約束してくれるはずだ。
□9月23日(金・祝) 15:00開演 神奈川県民ホール
□9月27日(火) 18:30開演 東京文化会館
□10月1日(土) 15:00開演 東京文化会館
【席種・料金】
《S~D席》
S席-54,000円 A席-47,000円 B席-40,000円
C席-33,000円 D席-26,000円

※未就学児童は入場不可。
【スタッフ&キャスト】
指揮:フリードリッヒ・ハイダー
演出:クリストフ・ロイ
美術・衣裳:ヘルベルト・ムラウアー
合唱指揮:セーレン・エクホーフ
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団
§予定されるキャスト§
エリザベッタ:エディタ・グルベローヴァ
ロベルト・デヴェリュー:アレクセイ・ドルゴフ
サラ:ソニア・ガナッシ
ノッティンガム公爵:デヴィッド・チェッコーニ
セシル卿:フランチェスコ・ペトロッツィ
グヮルティエーロ:スティーヴン・ヒュームス
ロベルトの使い:ジョン・チェスト
ジャーコモ:ヨハネス・クラマ



2008年のウィーン国立歌劇場来日公演にて、演奏会形式で上演され、話題を呼んだドニゼッティ作曲「ロベルト・デヴェリュー」。待望の舞台上演が実現だ。実在の英国王室の逸話を題材とした本作は、老いゆく女権力者の愛と孤独、怒りと苦悩を描いたベル・カント・オペラの名作。愛人ロベルト・デヴェリューの裏切りに動揺した女王エリザベッタが、権力者と一人の女性の間を揺れ動き、次第に狂気にとらわれていくストーリーだ。
今回上演されるのは、“ソプラノの女王”エディタ・グルベローヴァがエリザベッタを演じることを前提に2004年に制作されたプロダクション。クリストフ・ロイの演出は、舞台を14世紀から現代に置き換え、エリザベッタを企業の女社長とする設定。スタイリッシュな空間、衣装で描かれる現代社会の舞台は、緊迫感溢れる人間関係が生々しい現実感をともない、今を生きる私たちにスリリングに迫る。
フィナーレでロベルトを失ったエリザベッタが歌う超絶のコロラトゥーラ。グルベローヴァが魅せる、歌唱芸術の極みは圧巻! 円熟の境地に到ったソプラノの女王の魅力が、これほど見事に表現される作品は他にはないだろう。ロベルト・デベリュー役のホセ・ブロス、エリザベッタの恋敵サラ役のソニア・ガナッシは、これまでもグルベローヴェとの共演で成功をおさめる実力派歌手。そして指揮は、ベルカント・オペラに精通するフリードリッヒ・ハイダーと、まさに女王グルベローヴァの名演が約束された舞台だ。
※ロベルト・デヴェリュー役がホセ・ブロスからアレクセイ・ドルゴフに、ノッティンガム公爵役がパオロ・ガヴァネッリからデヴィッド・チェッコーニになりました。

※表記の配役は2011年9月20日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。今回の引っ越し公演においても、予定されていた出演者がやむを得ず出演できない場合、(指揮者、主役の歌手であっても)代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。出演者変更にともなるチケットの払い戻し、公演日・券種の変更はお受けできません。最終出演者は当日発表とさせていただきます。

□9月25日(日) 15:00開演 NHKホール
□9月29日(木) 16:00開演 NHKホール
□10月2日(日) 15:00開演 NHKホール
【席種・料金】
《S~D席》
S席-57,000円 A席-50,000円 B席-43,000円
C席-36,000円 D席-28,000円

【スタッフ&キャスト】
指揮:ケント・ナガノ
演出:リチャード・ジョーンズ
美術・衣裳:ウルツ
照明:ミミ・ジョルダ・シェリン
プロダクション・ドラマトゥルーク:ライナー・カーリスシェク
合唱指揮:セーレン・エクホーフ
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団
§予定されるキャスト§
ローエングリン:ヨハン・ボータ
エルザ:エミリー・マギー
オルトルート:ワルトラウト・マイヤー
国王ハインリッヒ:クリスティン・ジークムントソン
テルラムント:エフゲニー・ニキーチン



バイエルン国立歌劇場と最も縁の深いオペラのひとつといえば「ローエングリン」。ワーグナーが楽劇形式を確立する直前に、中世の聖杯伝説を題材に作り上げた本作は、聖杯伝説に心酔してノイシュヴァンシュタイン城(新白鳥石城)を建設したバイエルン王ルートヴィヒ二世が、こよなく愛したことでも有名だ。
今回のプロダクションはリチャード・ジョーンズ演出版。タイトルロールのローエングリンを演じるのは深い感情表現が高く評価されているヨハン・ボータ(※)。エルザ役にはエミリー・マギー、オルトルート役にワルトラウト・マイヤーが脇を固める最高の布陣、ケント・ナガノの明晰なワーグナー解釈が加わる。ルートヴィヒ二世の治世以来、『ローエングリン』と最も深い結びつきをもつミュンヘン、バイエルン国立歌劇場が威信をかけて贈る舞台に期待が高まる。
※ヨナス・カウフマンの出演キャンセルに伴い、ローエングリン役はヨハン・ボータに決定しました。
※テルラムント役はシュトルックマンが出演できなくなったため、オリジナル・キャストに戻ってニキーチンが務めることになりました。

※表記の配役は2011年9月20日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。今回の引っ越し公演においても、予定されていた出演者がやむを得ず出演できない場合、(指揮者、主役の歌手であっても)代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。出演者変更にともなるチケットの払い戻し、公演日・券種の変更はお受けできません。最終出演者は当日発表とさせていただきます。

□10月5日(水) 19:00開演 東京文化会館
□10月8日(土) 15:00開演 東京文化会館
□10月10日(月・祝) 15:00開演 東京文化会館
【席種・料金】
《S~D席》
S席-54,000円 A席-47,000円 B席-40,000円
C席-33,000円 D席-26,000円

【スタッフ&キャスト】
指揮:ケント・ナガノ
演出:ロバート・カーセン
美術:ペーター・パプスト
衣裳:ファルク・バウアー
照明:マンフレッド・ヴォス
ドラマトゥルーク:イングリット・ツェルナー
振付:マルコ・サンティ
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団
§予定されるキャスト§
アリアドネ/プリマドンナ:アドリエンヌ・ピエチョンカ
バッカス/テノール:ロバート・ディーン・スミス
ツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー
執事長:ヨハネス・クラマ
音楽教師:マーティン・ガントナー
作曲家:アリス・クート
士官:フランチェスコ・ペトロッツィ
舞踏教師:トーマス・ブロンデル
かつら師:ペーター・マザラン
下僕:タレク・ナズミ



リヒャルト・シュトラウスと文豪ホフマンスタールが、『ばらの騎士』に続いてコン ビを組んだ『ナクソス島のアリアドネ』1912年に、モリエールの喜劇『町人貴族』の中に組み込んだ形でドレスデンで初演されたこのオペラは、ギリシャ悲劇を元にした作品と茶番劇を同時に上演するという奇想天外なストーリーを、リヒャルト・シュトラウスが魅力的に描く作品だ。
鬼才ロバート・カーセンの演出で上演される今回の舞台は、2008年のミュンヘン・オペラ・フェスティバルでのプルミエが喝采を浴びたプロダクションだ。オペラ開演までを描く序幕、ギリシャ悲劇と喜劇的人物の組み合わせによるオペラ『アリアドネ』が上演される第1幕という、劇中劇のあらゆるところに施された細やかな演技は、まるでストレート・プレイ並み。強烈な個性をもった多くの登場人物たち、目まぐるしく展開するストーリー。「即興で行われているような演出」を目指したというカーセンが、視覚的にどのようにまとめあげてみせたのか注目だ。
プリマドンナとアリアドネ役には、2008年のプルミエで同役を演じ絶賛を浴びたアドリエンヌ・ピエチョンカ。テノール歌手とバッカス役には、特にワーグナー・テノールとして大活躍中のロバート・ディーン・スミス。そしてツェルビネッタ役には、2008年のウィーン・フォルクスオーパー日本公演の 『こうもり』でアデーレを歌い、コケティッシュな魅力を発揮したダニエラ・ファリーが登場。『ナクソス島のアリアドネ』は、超絶技巧を要するアリアから緩急自在の重唱まで、高度なテクニックが要求される、聴きどころの多い作品だけに、実力派歌手陣の卓越した歌唱も存分に楽しみだ。
※舞踏教師役がギ・ド・メイからトーマス・ブロンデルに、下僕役がクリスティアン・リーガーからタレク・ナズミに変更となりました。

※表記の配役は2011年8月30日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。今回の引っ越し公演においても、予定されていた出演者がやむを得ず出演できない場合、(指揮者、主役の歌手であっても)代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。出演者変更にともなるチケットの払い戻し、公演日・券種の変更はお受けできません。最終出演者は当日発表とさせていただきます。

□9月28日(水) 19:00開演 サントリーホール
【席種・料金】
《S~D席》
S席-19,000円 A席-17,000円 B席-15,000円
C席-13,000円 D席-11,000円

※未就学児童は入場不可。
【スタッフ&キャスト】
指揮:ケント・ナガノ
バイエルン国立管弦楽団
ワーグナー:「タンホイザー」より
序曲とヴェーヌスベルクの音楽(パリ版)
R.シュトラウス:「4つの最後の歌」
*ソプラノ:アドリエンヌ・ピエチョンカ
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 op.98

16世紀前半に設立されたドイツ最古の楽団を前身とする、伝統あるオーケストラ、バイエルン国立管弦楽団。これまでにハンス・フォン・ビューロー、リヒャルト・シュトラウス、ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブッシュ、ゲオルグ・ショルティ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、メータなど錚々たる巨匠たちが音楽監督を務めてきた。また生前良好な関係を築いていたカルロス・クライバーとの間には、伝説的な名演の数々を繰り広げており、ここ日本においても多くのファンを虜にしてきた。
そして2005年以来となる6年ぶりの来日公演を率いるのは、もちろん音楽監督のケント・ナガノだ。これまでバークレー交響楽団・音楽監督、リヨン国立歌劇場・音楽監督、ハレ管弦楽団・首席指揮者、ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者、ロサンゼルス・オペラ・音楽監督兼首席指揮者を歴任し、現在もバイエルン国立歌劇場、モントリオール交響楽団、バークレイ交響楽団の音楽監督のポストを兼任するなど、いま最も多忙を極める人気指揮者のひとり。これまでのキャリアが示すとおり、オペラ、オーケストラ両方で優れた才能を発揮し、古典・ロマン派はもとより多くの世界初演を手がける現代音楽まで、膨大なレパートリーを誇る。
注目のプログラムは、バイエルン国立歌劇場が誇るワーグナーとR.シュトラウスの作品、そしてブラームスの交響曲。2005年の来日公演でもズービン・メータの指揮で上演された『タンホイザー』は、バイエルン国立歌劇場のいわば十八番。今回は「序曲」と「ヴェーヌスベルクの音楽」でケント・ナガノのタクトが生み出す響きの美しさ、鮮やかな表現が堪能できるだろう。続くR.シュトラウスの『4つの最後の歌』は、ワーグナーやシュトラウスを得意とするアドリエンヌ・ビエチョンカが登場。そしてメインは、「古典的な音楽の要素を取り入れながらも新しいスタイルを作り出した画期的な作品」とケント・ナガノが語るブラームスの交響曲第4番。ケント・ナガノの知的で明快な音楽作り、オーケストラの重厚なサウンドが描くで、ブラームスの交響曲がもつ真の魅力を示してくるに違いない!