
いよいよ12月30日・31日に第89回全国高校サッカー選手権大会が開幕する。
各都道府県予選を戦い抜いた48校が2011年1月10日(月・祝)決勝戦、国立競技場を目指す。
間違いなく本命とされるのは、FW加部未蘭率いる山梨学院大附だろう。昨年の「初出場・初優勝」という経験を糧に今年も山梨県予選を危なげなく勝ち上がり、まずは連覇へ名乗りはあげた。
しかし、一回戦から早くも国見(長崎)との対戦が決まり、連覇への道のりはそう簡単なものではない。同じブロックには、星稜(石川)、東京Aブロックの決勝戦で帝京(東京)を破り、初の全国への道を開いた駒澤大高(東京B)、14回目の出場を数える大津(熊本)が揃い、激戦必至は間違いない。
この本命、山梨学院大附にリベンジを誓うのが、第88回大会準優勝校の青森山田(青森)。早々に県大会を制し、念願の全国制覇へ第一歩を踏み出した。攻撃のタクトを振るうのは、鹿島アントラーズへの入団が決定しているMF柴崎岳。柴崎同様、ディフェンダー陣をまとめあげるGK櫛引正敏の存在も大きい。この経験豊富な2人を中心に昨年よりも攻守ともに厚みが増し、念願の全国制覇へ向けて気合い十分だ。
一回戦からもったいないくらいの好カードが目白押しの今大会。リベンジを誓う青森山田は、一回戦に広島皆実(広島)と対戦する。この山梨学院大附、青森山田の本命2校に割って入るのが、宮市亮をFWに据える中京大中京(愛知)だろう。宮市は、今年8月にイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルから5年契約を提示されたほどの逸材で、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も惚れ込むほどの実力者。身長183センチという体格だが、足元の技術も優れる大会屈指の快速FWだ。
続いて忘れてならないのは、昨年のインターハイ覇者の前橋育英(群馬)。前回大会の優勝候補筆頭に挙げられたものの、初戦の香川西(香川)にまさかの敗戦を喫した。当時、2年生で昨年のインターハイ優勝を経験している小島秀仁がキャプテンに就任し、チームを鼓舞する。
昨年ベスト4の関大一校(大阪)、静岡学園(静岡)、星稜(石川)、野洲(滋賀)、滝川第二(兵庫)、広島皆実、国見、神村学園(鹿児島)などの強豪校も出揃い、優勝へ向けて準備をしていることだろう。
近年、実力差が肉薄している高校サッカー。青森山田は今大会で14年連続の出場を数える伝統校だが、未だ優勝の経験はない。過去20年を振り返っても、連覇している高校は第79・80回大会を連覇している国見、76・77回大会優勝の東福岡(福岡)の2校のみ。過去5大会に至っては、山梨学院大附、広島皆実、流経大柏(千葉)、盛岡商業(岩手)が「初優勝」を飾っている。伝統校の初優勝か、古豪復活か、はたまた山梨学院大附の連覇か、また山梨学院大附のように彗星のごとく出現するチームが現れるか注目される大会になるだろう。
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公演・チケット情報
平成22年度 第89回 全国高校サッカー選手権大会

■料金
<準決勝>
SSブロック指定席-2500円 Sブロック指定席-2000円 自由席一般-1300円 自由席高校生-800円 自由席小中生-500円
※自由席のみ小学生は無料(先着3000名)。
<決勝>
SSブロック指定席-2500円 Sブロック指定席-2000円 自由席一般-1300円 自由席高校生-800円 自由席小中生-500円
※自由席のみ小学生は無料(先着3000名)。