チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら



2012/3/26 @テレピアホール
ぴあトークバトル・名古屋グランパススペシャル 前編
【 開催日/会場 】 3月26日(月) テレピアホール
主催:ぴあ株式会社

3月25日のJ1リーグ第4節新潟戦翌日の26日に名古屋のテレピアホールにて「ぴあトークバトル名古屋グランパススペシャル」が開催された。名古屋グランパスのスタジアムDJのYO!YO!YOSUKE氏が司会を務め、ホストには名古屋グランパスOBの森山泰行氏、ゲストに藤本淳吾選手と磯村亮太選手を迎える豪華な顔ぶれ。グランパス「エイト」と名古屋市の市章である「八」にちなんだ「8つの質問」を中心に、名古屋グランパスを内外から良く知る4名が笑いと発見満載のトークを展開しました。

<出演>
森山泰行(サッカー解説)
1969年岐阜県出身
名古屋グランパスエイト→ベルマーレ平塚→ヒット・ゴリツァ→
サンフレッチェ広島→川崎フロンターレ→名古屋グランパスエイト→
コンサドーレ札幌→名古屋グランパスエイト→FC岐阜

JFA 公認S級コーチを持つサッカー解説者。現役時代のポジションはFW。Jリーグの発足とともに名古屋グランパスエイトに加入。チームの主力として活躍し、元監督のドラガン・ストイコビッチのホットラインでファンを魅了した。その後、移籍を繰り返すも2001年、2004年にも名古屋グランパスに復帰している。その後、地元のFC岐阜にアドバイザー兼で選手として加入。2009年からは再びサッカー解説者として東海3県を中心に活動している。

<ゲスト>
藤本淳吾(名古屋グランパス)
1984年神奈川県出身 MF
横浜マリノスプライマリーー横浜マリノスジュニアユースー横浜栄FCー
桐光学園高校ー筑波大学ー清水エスパルスー名古屋グランパス

移籍1年目の昨季は序盤こそ苦戦したが、後半戦には完全にフィットしリーグ9得点9アシストでベストイレブンにも選ばれた。正確無比の左足から繰り出される多彩なパスは多くの得点機を創造し、得意の右サイドからのドリブル突破でも相手の脅威となり続けた。FKキッカーとしても非常に有能で、長身選手を揃えるグランパスのセットプレーの威力を高めたことは自他ともに認めるところ。攻撃のリーダー格となった今季は一層の活躍が期待される。この2月にはW杯アジア3次予選の日本代表メンバーに選出。

磯村亮太(名古屋グランパス)
1991年愛知県出身 MF
東海スポーツー名古屋グランパスU15ー名古屋グランパスU18ー名古屋グランパス

期待高まる育成出身の星。トップ昇格後ようやく出場機会を得た昨季はリーグ戦3試合連続ゴールで一気に指揮官の信頼を勝ち取り、主力に定着してみせた。推進力のあるプレーが得意で、得点機をかぎ分けるようなポジショニングはチームの他のMFにはない特長だ。今季から背番号も一新し育成組織の大先輩である山口慶(現J2千葉)の13を継承。名実ともに育成出身選手の旗手として、ライバル多き中盤のポジション争いに挑む。この2月には日本代表(A代表)に初選出された。


前編

司会:みなさんこんばんはー!
森山:こんばんは。
司会:ぴあトークバトル名古屋グランパススペシャルにご来場頂きありがとうございます。自己紹介いたします、今回の司会進行を務めます、わたくし名古屋グランパススタジアムDJのYO!YO!YOSUKEです。どうぞよろしくお願いします! そして!
森山:はい、名古屋グランパスOBの森山です。よろしくお願いします!
司会:レジェンドですよ。
森山:いえいえ。
司会:よろしくお願いします。
森山:お願いします。
司会:森山さん、今日はおおよそ2時間。
森山:長いです。初体験です。
司会:僕もだいたいトークショーっていうと30分とかが多いです。
森山:もともと僕は喋る仕事じゃないですからね。
司会:でも軽快ですよね。森山さんのトークは。さあ、今年もJリーグが始まりましたね。
森山:……始まりましたね。
司会:今会場のどこを見てたんですか!(笑)。
森山:いや、みなさん今日は仕事してきたのかなとか。
司会:仕事帰りの方もいらっしゃるでしょうね、平日ですから。
森山:仕事を休みにはできませんでしたか? できませんでしたか、そうですよね(笑)。
司会:お客さんイジりから入ってきましたか。みなさん楽しみに待ってこられた方たちだと思います。ユニフォームを着てらっしゃる方もいらっしゃいますね。
森山:その格好で仕事行ったとか?
司会:ほんとですか? 中に着て? かなりのグランパス魂を持ってらっしゃいますね。
森山:僕も実は……。
司会: Tシャツじゃないですか(笑)。さて森山さん、2012年のシーズンが始まりまして、今のところどうですか。
森山:キャンプも見に行きましたが、監督が変わっていない、つまりピクシーとずっとやっていて信頼関係がすごくできていますよね。キャンプの時からすごく良かった。
司会:メンバーにも大きな変動もなく。
森山:やり方も変わってないし。
司会:では今季もスムーズに入っていけたんですかね。
森山:いま不安なのはケガ人が出てしまったということ。でも練習見に行ったけど、かなりの高い確率で優勝するなっていう感じはしたんですよ。
司会:おお、そうなんですか。
森山:雰囲気が違うもんね。
司会:風格がある?
森山:勝つオーラが出てるというかね。そういうのを感じたんで。「楽勝だな」と思ったんだけど、やっぱりケガ、アクシデントはね。注意しないと、それをきっかけに落ちていく可能性もあると思うんだよね。
司会:あとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)という楽しくもあり、厳しさもある大会があって、スケジュールがタイトになる部分があります。
森山:ただこれは経験済みです。去年の状況を見ても、今年はまだ良くやってる方だと思う。
司会:確かに。
森山:もっとすごいのはどこかでピークを持ってくるんですね、グランパスは。
司会:はい。
森山:それが楽しみなんです。
司会:どんな結果でピークを迎えるのかってところも大事ですよね。
森山:それもあるし、去年は最後の最後、ずっと連勝したでしょ。あの精神力っていうのは、よっぽど力がないと見せられない。
司会:まあ、サポーターの皆さんのパワーもあってね。
森山:そうなんですよね。
司会:昨年は2位でしたが、今年はACLもJ1リーグも優勝しましょうね!
会場:拍手
司会:さあ、冒頭からこんな話になってますけど、今日の中身はこれからというところで。
森山:そうですね、選手が来ていますから。
司会:今回のこのぴあトークバトルというイベントですが、ぴあさんの主催なんですけども、名古屋では2回目なんですが、東京など全国では70回以上開催されているイベントなんですね。著名なスポーツ選手が、もちろんJリーガーもそうですが、参加しております。今後も続くと思いますので、今日は良くても普通でも、「面白かったよー!」という感じで盛って伝えていただいて(笑)。次回につなげていけば、選手もね。
森山:そう、選手のモチベーションも上がると思うし、みなさんが知らないようなことを聞き出せたりできれば、みなさんの応援がもっと楽しくなると思うのでね。
司会:今日のトークの時間70分ですよ!? おおよそ1試合です!
森山:だからちょっと沈黙の時間があるかもしれないですけどね。
司会:そこは森山さんも解説をしてらっしゃるんですから(笑)。もう何年ですか?
森山: 4年目になりますね。
司会:ふたりで喋っていれば大丈夫ですが……、磯村選手どうですかね?
会場:笑い
司会:喋れるのかなと(笑)。
森山:今日は若さを出せと言っておきました。
司会:それしか言ってなかったですよね。
森山:困ったらイソ、お前だぞって(笑)。
司会:あはは。まあ何が出るかはお楽しみにしていただけたらと思います。あとはJリーグもそうですが、グランパスも今このビジョンのロゴにあるように20周年です。おめでとうございます!
会場:拍手
司会:森山さんはこの20分の何年、グランパスにいたんですか?
森山:ん? 20ぶんの?
司会:20年の内の何年間、選手としては?
森山:僕、けっこう途中で飛び出してますからね。
司会:そうでしたね。
森山:トータル……数えたことないな。8年半くらいかな?
司会:やっぱり長いですね、半分ですよ。
森山:そうですね、はい。大学卒業した時からですからね。
司会:(観客に)磯村選手って21歳だよね?
森山:知らないと思いますね。
司会:生まれたての頃にJリーグフィーバーですよ。恐ろしいですね。
森山:あの、この中に20年前から応援してくださってる方はいますか?
司会:初年度からグランパスを応援している方は……あっ、いましたね。
森山:けっこういますね。あ、僕の15番のユニフォーム。
司会:持ってますね。時代感じますねえ。
森山:でも最初はユニフォームの背番号が固定制じゃなかったんだよね。
司会:だから名前がないんですよね。
森山:うん。僕は9とか10とか11とか、7とかもありました。
司会:7の時もあったんですか? 中盤の感じですけど。
森山:試合ごとに登録されてて、ユニフォームがロッカーに置いてあるんですよ。
司会:あれって試合当日に決まるんですか?
森山:メンバー表を書いた順の背番号なんです。GKから。
司会:でも7番の位置に森山さんがいるってどんだけFWいるんですか?
森山:よくわかんないんだけどさ。
司会:めっちゃいますよね。7、8、9、10、11、5人くらいFWですよ(笑)。
森山:僕も7番の前は通り過ぎましたもんね、違うだろうって。
司会:そうですよねえ。そんなこともあったんですね。そんなこんな言いながら、オープニングトークに巻きが入りました(笑)
森山:あははは。
司会:2時間くらいあるのにいきなり巻きが入るなんて前代未聞ですよ(笑)。それでは早速、本日のゲストをお呼びしたいと思います。ではおひとりずつ紹介します。まずは背番号8、藤本淳吾選手です!
会場:拍手
藤本:こんばんは。
司会:拍手でお迎えください! そしてもうお一方、背番号13、磯村亮太選手!
会場:拍手
磯村:こんばんはー。
司会:もうちょっとテンション上げなさいよ!(笑)。
磯村:いやもう僕の名前出しすぎで、すげー出にくかったです(笑)。
会場:笑い
司会:では会場の皆さんへまず一言ずついただきましょうか。
藤本:今日は来てくれてありがとうございます。えー、時間が長いんですけど(笑)、楽しめればいいなと思いますし、楽しめるように磯村が頑張ってくれると思うんで、今日はよろしくお願いします。
会場:拍手
司会:どうですか、もう名古屋に移籍してから大体1年になりますが。
藤本:もう慣れました。
司会:まあお隣の県から来たということで、あまり不安もなかった感じですか?
藤本:栄にはちょくちょく来てたんで。
司会:清水の頃からですか?
藤本:はい。アディダスショップがあるので。
司会:栄の?
藤本:はい。
司会:普通に?
藤本:普通に。
森山:清水にはないですから。
藤本:そうです。横浜に行くか、名古屋に行くか。
司会:アディダスショップまでの道のり長いですね!
藤本:それついでに栄で買い物したりとか。
司会:へえー。そして磯村選手、一言お願いします。
磯村:磯村です。今日は、よろしくお願いします。
会場:拍手
司会:磯村選手は愛知県出身で生え抜きということで。
森山:愛知県のどこ出身なの?
磯村:尾張旭市です。
司会:尾張旭ってけっこうサッカーも強いですよね。
森山:あっちの方ってグランパスのスクールあるでしょ?
磯村:何もないです。
司会:あはははは。
森山:じゃあ、いつグランパスの育成組織に入ったの?
磯村:小学校の時はセレクションにメチャメチャ落ちたんですけど、中学校に入ると同時に受かりました。
司会:それこそ森山さんがトップチームにいる頃にグランパスの育成組織に入ったってこと?
森山:小学校の時って10年前ぐらい?
磯村:そうですね、10年ぐらいです。
司会:もしかしたらカブってるかもしれないですね。
森山:僕は2004年にグランパスで引退しましたけど。
磯村:入れ違いくらいかもしれないです。
司会:まあこれぐらいノープランなトークが続くと思っていてください。
会場:笑い
司会:基本的に打合せはまったくしてないですからね。磯村選手は今日、練習試合を終えてから来たんですよね?
磯村:はい、そうです。
司会:だから若干疲れてるんだ。
磯村:……いや全然。
司会:頑張ってね(笑)。じゃあやっていきたいと思います、よろしくお願いします!
会場:拍手
司会:こういうテンションでやっていきたいと思います。BGMもないですからね(笑)。
森山:BGM欲しいよね(笑)。
司会:今日はそういったトークのことで困らないように、ではありませんが、一応話のネタとして、最近は「エイト」が抜けました名古屋グランパスですが、「8」にちなんだ「8つの質問」をご用意いたしました。それに対して○×で答えられるように、両選手には○と×のパネルを用意しました。
森山:ひとつの質問で約9分語らないと70分にならないからね。
司会:大人の事情をハッキリ言いますね!(笑)。
会場:笑い
森山:プレッシャーかけておこうと思って。
藤本:話を拡げればいいんですよね?
司会:そうです。では8つの質問を始めていきたいと思います!
会場:拍手
司会:では最初の質問です。

Q1.「今日の出演メンバーと食事に行ったことがある」
藤本:出演メンバーってこの4人ですか?
司会:この4人でいいです。あ、じゃあまず選手ふたりってことでどうですか?
磯村:二人だけでってことですか?
司会:二人だけで行きましょう。
磯村:二人っきり……。
会場:笑い
藤本:二人だけですか? ×ですね。
司会:磯村選手も×ですか。ではふたりを含めた選手たちで行ったことは?
藤本:それなら○です。
森山:でもそんなの納会もそうでしょ。
磯村:あ、入れなくてもあります。
藤本:ありますね。
森山:ほう。
司会:二人きりだと×なんですね。
磯村:二人っきりは。
藤本:行かないね?
磯村:二人っきりはないですね。
森山:二人は普段の会話はあるの?
会場:笑い
藤本:……会話、ないね?
司会:ちょっと、この二人をブッキングした人!(笑)。
会場:笑い
森山:でも中盤を構成する選手なのにね。
司会:そうそう、そういうコンビネーションのためにもピッチ上でもピッチ外でもコミュニケーション取っておこうとか。
藤本:いや、……いや、っていうか。
司会:「いや」って(笑)。
磯村:いやいや、喋ってますよ。
藤本:喋ってるよね?
磯村:喋ってます、喋ってます。ロッカーも近いですし。
藤本:そう、ロッカーも近いし……。
磯村:それぐらいですかね。
会場:笑い
藤本:あー、あとは、ないか(笑)。
森山:サッカーの話以外で何か話したりは?
藤本:いや、マトモに二人で喋ったのが、
森山:今日が初めて?
藤本:いや……そんなことはないです。
司会:1年間でようやく氷が解けたみたいなことはないでしょう!(笑)。
藤本:イソは基本、ナリさん(高木義成)といることが多くて。だからナリさんからイソの話を聞いて、「あ、そうなんだ」ってなって、「イソこんなんだったんだね」って聞いて、「(磯村のモノマネで)はあ、何かこうで、こうで」ってなるっていう。
会場:笑い
司会:高木選手は保護者ですか! 磯村選手、高木選手とは仲が良いんですか?
磯村:はい、良くしてもらってます。
司会:それは公私ともにって感じで?
磯村:はい。
司会:どこか連れて行ってもらったりとかも?
磯村:ご飯とか。
森山:二人きりで?
磯村:二人きりで。
司会:二人きりなんだ(笑)。
森山:で、藤本選手とはないんだ。
磯村:そう、なかなか連れて行ってくれないんですよ。
藤本:そういうことか、オレからね(笑)。オレから行けばいいの?
森山:じゃあ実際に食事に行ってみたい先輩は誰?
磯村:行ってみたい先輩ですか。……えーと淳吾さん。
藤本:言うの遅っ!!(笑)
司会:空気読めなさそうですね(笑)。淳吾くんはけっこう自分から誘う方なんですか?メシ行こうぜとか。
藤本:いや、僕あんまり……。
森山:じゃあ普段は誰と行くの?
藤本:普段ですか。タマさん(玉田圭司)とかよっさん(吉村圭司)は家族で仲良くしてもらってて。
司会:この前たまたま会ったんですよね、僕。
藤本:ああ、空港で。
司会:ちょうどオフに入った直後で。
森山:どこかに行く時に?
司会:僕はセントレアで仕事で、普通に移動してたら家族連れのちびっ子が「わーっ」って来て、「待てー!」って淳吾くんが(笑)。あれー?みたいな。
藤本:ちょうどね。「あっ」って(笑)。
司会:その時はタマさんとファミリーでどこ行ったんでしたっけ?
藤本:あの時は沖縄ですね。
森山:ふーん。イソ、オレらもあるよな、バッタリ会ったこと。
磯村:……ありますね。
司会:どうしたんですか?(笑)。
森山:ちょっと言おうか迷ったんだけど、あるホテルから出る時に、高木とイソが入ってきたの。
司会:そのセットなんですね。
藤本:えー!(笑)。
磯村:たまたまです、たまたま(笑)。
司会:ほんとに偶然なんですね。。
森山:で、二人が一言。「よかった、悪さしてなくって」って。
司会:え? 何て言いました?
森山:何でもない(笑)。
会場:笑い
司会:でも選手たちで食事は行かないんですか?
藤本:いや、行くでしょ?
磯村:淳吾さんは結婚してるんで、そういう人とはあんまり。
司会:磯村選手はいま寮ですよね?
磯村:はい。
司会:そこでは先輩後輩の間での会話もあるんですか?
磯村:寮の中でですか?
司会:寮生活ってあんまり聞いたことないですから。
藤本:ユースの選手とかと一緒なんでしょ?
磯村:ユースの選手はいます。
司会:そうなんですか、トップチームとユースの寮が一緒なんですか。
磯村:1階がユースで、2階と3階にトップの選手がいるって感じで。
司会:へー、交流も?
磯村:食堂ではありますけど、それ以外は。あと風呂とか、そういうところぐらいですね。
森山:すごいよね。
司会:何がですか?
森山:寮の設備が。
司会:どうすごいんですか?
森山:筋トレができるトレーニングルームがあるし、温泉みたいな風呂だよな?
磯村:そうですね、大浴場は。
森山:メシも相変わらずうまいの?
磯村:メシ、おいしいです。
森山:オレ寮に住んだことないんだけどね。
司会:何で詳しいんですか。
森山:メシ食いに行ったことがあって。すごかったんですよ。
司会:淳吾くんは食べに行ったことは?
藤本:まだ1回も行ったことないし、場所もわからないです。
会場:笑い
司会:興味なさすぎ!(笑)。
森山:分かりづらい場所なんだよね。
司会:磯村選手は寮生活どれぐらいですか?
磯村:今年で5年目です。
司会:長いですね。
磯村:高3から入ったんですよ。ちょっと長いですね。
司会:じゃあ寮の中では一番上?
磯村:たぶん一番長いと思います。
森山:寮長?
司会:仕事が変わってます(笑)。でもそれぐらい知ってるってことですよね。
磯村:はい。
藤本:部屋は広いの?
磯村:ワンルームみたいな感じです。
司会:オフとかずっと寮で過ごしてるんですか?
磯村:いや、あんまり。僕はあんまり寮にはいないです。
森山:門限とかあるの?
磯村:門限あります。
司会:何時?
磯村:11時。
森山:おかしいな……。
会場:笑い
磯村:全然おかしくないですよ。
森山:あれは幻だったのか……。
司会:レジェンド、グイグイ攻めてます。上下関係とかはチーム内でけっこう厳しいんですか? サッカー部はあまり厳しくないイメージもありますけど。
森山:高校とかクラブチームはあるかもしれないけど、プロはないでしょ?
磯村:今のグランパスですか? グランパスはあまりないですよね?
藤本:うん、あまりないですね。
森山:エスパルスはあった?
藤本:エスパルスもなかったですね。普通にタメ語で「オイ」とか言いながら。
司会:やってたんですか。
森山:(小野)伸二さんにも。
司会:おお。
藤本:いや、大丈夫かなって思いつつも、やっぱ仲良くなりたいから(笑)。
司会:フレンドリーになるための、というところで。
会場:「何だそれ」の声
藤本:何だそれって言われた!(笑)。
会場:笑い
司会:いいよいいよ、そんな感じで(笑)。どんどん合いの手入れてきてください。そうだ、森山さんのいる頃のグランパスはどうだったんですか?
森山:いや、上下関係ありましたよ。
司会:厳しい?
森山:厳しかったっていうか、やっぱ先輩のことはすごく立てた。日本リーグからの流れもあったんで。でもそんな中で僕はけっこう弾けてましたね。
司会:そうなんですか。
森山:うん。プロとはこういうもんだ、っていうのをやっちゃってましたね。先輩とかにも。
司会:でも森山さんってそういう印象がまったくないんですけど。
森山:今はすごくフレンドリーに、ファミリーって感じがしていいんですけど、僕らの時はね。憶えてるかもしれないけど、なかなか勝てない時期があったじゃないですか。何連敗もして。そういう時に意見交換からケンカになったりとか。
司会:チームの状況でも、グランパスは今は良いのかもしれないですね。
森山:そうだね。常に優勝目指せるポジションにいるというのは、非常にうらやましい。
司会:確かにそうですよね。はい、食事の話はどこぞへ行ってしまいました(笑)。続いての質問に移りたいと思います。続いての質問は

Q2. 「ホームスタジアムの自慢を一つは言える」
司会:そんな考えることじゃないでしょう(笑)。藤本選手、なんで固まってるんですか。
藤本:「○」
磯村:「○」
司会:そうじゃないと困りますよ。じゃあまずは磯村選手から聞きましょうか。
磯村:ホームスタジアムですか。
司会:ホームスタジアムです。
磯村:まずは、スタジアムDJが素晴らしいっていうところですかね。
会場:拍手&笑い
森山:イエーイ(笑)。
藤本:お前、やるなー(笑)。
司会:そういう作戦か!
森山:イソ、1分で話が終わっちゃったよ。
司会:いやー気持ちよくなっちゃったー、頑張ろうオレ!
会場:笑い
司会:いやいやありがたいですね。他には?
森山:声が裏返ってるよ。
司会:まさかそう来るとはね。渾身のパスが来ました(笑)。
磯村:豊田スタジアムは雰囲気が素晴らしいですね。ピッチにいるとサポーターの皆さんの声がよく聞こえるし、すごくやっていて楽しいスタジアムです。
司会:やっぱり他のスタジアムと比べると、全然違うんですか?
磯村:そうですね、一番楽しいなって感じがします。
(全員で藤本を見る)
藤本:……。……何ですかねえ……。
会場:笑い
司会:1年もいるのに。
藤本:いいところ……、瑞穂はけっこう芝生が好きなんですよ。
司会:どういう芝生なんですか?
藤本:短くて、下の土も固めなんですけど、ボコボコしてなくて。豊田スタジアムはグランパスに移籍して初めての試合、開幕戦の会場で。サッカー専用じゃないですか。トラックもなくて、すごく雰囲気が良くて、いいなと。
司会:そういう時ってテンション上がるものなんですか? それとも舞い上がっちゃうものですか。
藤本:緊張はしないですね。モチベーション的には上がります。
司会:そうなんですね。でもアウェイとして豊田には何回かは来てるんですよね?
藤本:アウェイの時は瑞穂しか来たことなかったです。
司会:そうなんですか。
森山:逆にやりづらいスタジアムとかあるの?
藤本:神戸!!
森山:神戸。
司会:へー、何でですか?
藤本:1点も取ったことないし。絶対途中交代してるし。
司会:それ、自分の成績も入ってるじゃないですか!
藤本:だから多分そう思っちゃってるから。
司会:そうか、相性が。
藤本:だいたい「やっぱダメだ、ここ」みたいな(笑)。いっつも。
司会:そういう自分との相性というかジンクス的なものってあるんですか、森山さん。
森山:ありますね。僕はありましたね。
司会:ほんとですか。
森山:僕は点を取ってないのはジュビロのスタジアムと、エスパルスの日本平。
司会:へえー。
森山:取ってないんです。取れない。
会場:笑い
司会:完璧に苦手意識なんですか。
森山:いやね、良いシュート飛んでいくんだけど入んなかったんですよ。
司会:何なんですかね。
森山:わからないですねえ。
司会:逆に相性良かったのはどこなんですか?
森山:それは瑞穂。
会場:拍手
森山:瑞穂大好き。
会場:拍手
司会:良いパス出したな、オレ。
藤本:他のところ言えないでしょ(笑)。
司会:あはは。じゃあ磯村選手はどこか苦手なスタジアムは?
磯村:相性悪いスタジアムですか。まだそんなに経験してないですね。
会場:笑い
司会:そうですね、まずは試合に出るっていうところですね。ホームの話の中で、逆にアウェイっていうのは感覚違うものなんですか? 淳吾くんは今まで清水でやってて、アウェイで名古屋に来ていたわけですが。あ、その前に名古屋で清水を迎える気持ちってどんな感じだったんですか?
藤本:もちろん清水のみんなと去年初めて戦った時は、緊張というかね。ブーイングもあるだろうしとか思ったんですけど。一番嫌だったのは日本平に行った時ですよね。
森山:ブーイングされた?
藤本:ブーイングされたんですけど、試合終わった後には僕が清水にいた時の応援歌を歌ってくれて、……どっちなんだろうって。
会場:笑い
司会:複雑な気持ちみたいな。
森山:まあ、闘う姿勢を見せておいて、頑張った後にはお疲れさんと。
藤本:そういうのは嬉しかったですね。はい。
司会:敬意を込めたブーイングなんですかね。そういうのって。
藤本:まあでも自ら出て行ったわけだから、サポーターにはね。
森山:そこはプレーで見返す、恩返ししてやるみたいなところだよね。
藤本:そうですね、はい。
司会:開幕戦は清水との戦いだったわけですが、負傷してしまいました。
藤本:でも半分くらいかな、清水の選手で知ってるの。半分いないくらいでした。
司会:1年でそんなにごっそり?
藤本:はい。名前はもちろん知ってるんですけど、面識ないくらい。
司会:そして清水にいた時の、アウェイから見た名古屋ってどうだったんですか?
藤本:いやあ、やりづらいというか。みんな上手いし、点入る気がしなかったですね。
森山:あれ、でも点取らなかったっけ?
藤本:頑張って俺は3点取ったんですけど。
会場:笑い
司会:それ、けっこう取ってますよ(笑)。
藤本:でもそれが初めてぐらいですよ。あんまり勝ってるイメージなかったんです、名古屋に。ホームでも負けたし。
森山:ピクシーも清水とは相性がいいみたいなコメント残しますもんね。
司会:ストイコビッチ監督になってからはけっこう勝率もいいのかも。
森山:でも去年は負けたんだよね。
司会:そうなんですよね、負け越しましたよね。
藤本:まあ、僕がJリーグ初ゴールを獲ったのは名古屋なんですけど。
司会:何でそんなメモリアルなゴールを。
会場:笑い
藤本:確か。でも相性悪いとかそんな風には、僕が清水にいた頃は思ってなかったんですけど、勝てなかったですね。今考えれば。
司会:外に出るとまた感覚が違うんですかね。
森山:うん。でもオレらの時はエスパルスに勝てる気しなかったけどね。
司会:強かったですよねえ。
森山:オレらの同い年にノボリ(澤登正朗=現解説者)とかいたしね。負けたくなかったんだけど、なんかいつもやられてた気がする。
司会:……磯村くん、しばらくひとりでポツンとしてましたよ。
会場:笑い
磯村:今の話は入れないなと思って、おとなしくしてました(笑)。
司会:では次の質問に行きたいと思います。続いての質問は。

Q3.「昨日の試合で…」
司会:めっちゃアバウトですけど(笑)。
森山:こんな質問でしたっけ?
司会:おそらくは「昨日の試合で自分のパフォーマンスは良かった」ということでしょう。昨日の新潟戦では二人とも無事に出場されました。
森山:じゃあ自信を持って。
司会:はい、行きます。せーの!
藤本:「×」
磯村:「×」
司会:あれ!?
(少しの沈黙)
司会:空気が重い!(笑)。過ぎたことですから。では昨日を振り返っていただいて、まずはスタメンの藤本選手から。
藤本:えーと、ケガ明けである程度できないってことは自分でもわかってたんですけど、キックオフでタマさんからボールが来て、速攻でかっさらわれて(笑)。ああ、今日ダメだと思って。
会場:爆笑
藤本:ヤバい! と思って。前半はほんとにしんどかったですね。
司会:そのメンタル面がそのまま出ちゃうんですか。引きずっちゃうんですか?
藤本:いや、引きずらないようにというのはあったんですけど。自分の中でもある程度できない、練習もしてなかったしって。
司会:だって一昨日、久しぶりにスパイク履いたんですよね?
藤本:はい。開幕戦からほとんどやってなかったんで。それはわかってたんですけど、キックオフですぐ取られるか? みたいな。自分の中でずっとそれを言ってて(笑)。
司会:ああ、試合中もずっと。
藤本:はい。
森山:ケガしてなくても、ファーストプレーが成功するかしないかでゲームへの入り方が違うんですよ。
司会:そういうものですか。途中交代なら何となくわかるんですけど。
森山:ゲームの最初のプレーがうまくいかなかったり、取られたりすると、何か慌てて試合に入ってしまう…(という手振りで手元のパネルを落とす)
司会:こういうことですね(笑)。
会場:笑い
森山:何か心拍数が上がったよ?(笑)。
司会:藤本選手、そうなんですか!?
藤本:そうです。いつもはキックオフでジョシュアがチョンと出して、僕がバックパスみたいなのをやってたんですけど、昨日はボランチだったんでそのパスを受けて、すぐ誰かに渡せばいいなと思ってたら、(小声で)そうなりました……。
司会:ポジションがいつもより下がり目だったというのは、理由ではない?
藤本:それは全然関係ないんですけど。
司会:そうなんですね。
藤本:はい。勝ったんでよかったですけど。
司会:でも今季は代表でも得点して、今季のモチベーションというのもケガする前まではね。
藤本:もちろん体もキレてたし、自分自身でもすごく楽しみだったので。ま、残念は残念ですけど、ここから良くなるんじゃないかなと。
司会:でも昨日の試合の後半はすごく機敏に動いて、パスも緩急つけて出していましたよね。
会場:拍手
司会:ね?
藤本:優しいっすね。
会場:拍手
司会:じゃないですか?
藤本:いやあ、まだまだです。
司会:まだまだ?
藤本:はい。
司会:いいことですね。じゃあ磯村選手。
磯村:いやあ、僕は。あ、昨日ですか?
司会:そうです。どこまで置いてきぼりになってるの(笑)。
磯村:昨日に関してはプレーする時間も短かったんで。これといって自分的な評価はあんまりできないです。開幕戦があまり良くなくて、そこから流れが良くないんで……。
司会:何か居酒屋で相談してるみたいになってきたけど(笑)。
森山:あの開幕戦はどういう状況だったの?
磯村:あれはですね。ハーフタイムでロッカーに戻ったんですよ。で、後半が始まって着替えたりしていて、ベンチに戻る前にトイレ行こうかなって思って。で、トイレに行った時に淳吾さんがケガしたみたいで、ウワーッてスタッフがトイレに来て。そのままロッカーから出て試合に入ったんですよ。ロッカーから。そうしたら頭真っ白になっちゃって。
会場:笑い
藤本:僕も見たら顔テンパりまくってて(笑)。で、ナリさんも「オイ!イソがんばれ!!」とか言ってたけど、耳入ってないだろうなって思ってた。
磯村:マジ情けなかったっす。
司会:試合中も浮足立ったままだったんですか。
磯村:はい。その時もファーストプレーがダメだったんですよ。オレ、ファーストプレーがダメだと、もうその日ダメなんですよ。
会場:爆笑
司会:あはははは。それだけで!?
森山:でもそれだけで監督の信頼失っちゃったら寂しいよね。
磯村:そうなんですよ。
森山:トイレ行ってて、失ったってね(笑)。
司会:言い訳できないよね。
藤本:しかも退場しかけましたからね。イエローカードもらってんのにさ。
森山:2枚目もらいそうになったね。
藤本:危ないよ、あれで退場してたらやばかったよね。
磯村:やばかったです(笑)。
藤本:笑えないよね、ほんとに。
磯村:笑えないです。勝ったから、まだ。
藤本:そう、勝ったからね。
磯村:まだ良かったんですけど。
森山:まあでも徐々に取り返していけばいいからね。
司会:そうですよねえ。
森山:確かに途中交代ってさ、トイレ行くタイミングって難しいんですよ。
司会:普通にハーフタイムに行くんじゃないんですか?
森山:行くけど、緊張もするでしょ? すぐ行きたくなったりするんですよ。局面を見てすぐダッシュで出たりとかあるからね。瑞穂はアップする場所にトイレあるじゃん?
磯村:はい。
森山:あそこ一番近いよ。
磯村:いや、豊スタは。
森山:あ、豊スタは遠いのか。
磯村:そうなんですよ。
藤本:中に入んないといけないからね。
磯村:そう、中に入らないといけなくて。
(一瞬沈黙)
司会:そういう裏事情が!(笑)。森山さんって先ほど自分でもおっしゃってましたけど、途中交代が非常に多かったじゃないですか。
森山:そうですね。
司会:それで腐っていく選手もいる中で、そこで結果を残してきて。途中交代のモチベーションの上げ方、持ち方みたいなのもあるんじゃないですか?
森山:でも今と昔じゃ違いますもんね。今はフィジカルコーチがいろいろ準備してくれるでしょ?
司会:はい。
森山:僕らの時は勝手にストレッチ、勝手にアップだったから。
司会:え!?
森山:そろそろだなっていうので自分で準備してましたから。
司会:じゃあ前半からアップしてる選手もいたんですか?
森山:僕は負けてる時は、ハーフタイムに入ったら走りたかった。前半終了の10分前くらいにストレッチ始めて、そこからプラン立てて。これくらいに出番が来るだろうって。
司会:でも自分のプランがあってもコーチの指示に従うのは当たり前なんですね、今は?
藤本:そうですね。
森山:それが当たり前になってるから。
司会:そういう考え方も逆に生まれないってことですか。
森山:勝ってる時は使われなかったから、アップしてないです。
司会:完全に自己判断なんですね!
森山:今日はねえなーなんて(笑)。
藤本:でも、それ予想しますよね。
森山:うん。
藤本:ベンチにいると、状況によって勝ってたらDFの人入れたりとか、負けてたら攻撃の人とか。
司会:確かに。それはサポーターのみなさんもね、試合の状況を何試合も見てたら「そろそろ来るんじゃないかな、コイツが」みたいなのはわかりますよね。
森山:で、3人目交代するでしょ。そうするともう出番がないじゃないですか。
司会:はい。
森山:途中交代とは言っても体に栄養入れてるわけですよ。炭水化物とか。
司会:ああ、はいはい。
森山:そのまま終わっちゃうと自分の場合は太っちゃうから、最後の10分くらいでバーッと消費する。
司会:マジですか?
森山:うん、やってましたよ。
司会:絶対に交代ないのはわかってるのに。
森山:わかった瞬間に走り出したりとかもしてました。
会場:笑い
司会:見てる人からしたら「何で森山いきなりピッチ上げたんだろ?」みたいな(笑)。
森山:次の試合のことを考えてね。ほんとのこと言うと、その日ビールが飲みたかったからというのもあったかもしれない(笑)。
司会:でも燃焼しないといけないですもんね。相当摂取するんですか、試合前って。
森山:けっこう摂るでしょ?
藤本:そうですね、意識的に炭水化物多めに摂ったりとか。
森山:パスタとか米とかうどんとか。
司会:その、90分間プロの選手たちが試合をやった後って、どういう疲労感なんですか?
森山:初めての試合とかどうだった?
磯村:初めてスタメンで出た時は、次の日肩とか背中とかメチャ筋肉痛になっちゃって。よっぽど力入ってたんだなっていうのがわかりました。
司会:肩とかってそんなに使わないっすよね。
森山:でもさ、ジャンプのトレーニングとかするとさ、次の日肩痛くなるよね?
磯村:なります。
藤本:なりますね、それは。
森山:普段とテンション違うわけじゃない。普段よりも負荷のかかった状態でずっといたりするから、知らないうちにつったりとかもするよね?
磯村:緊張とかもあるんで、つりますね。
司会:野球は毎日連戦じゃないですか、サッカーって一番いいスパンってどのぐらいなんですか? 1週間に1回くらいですか。
藤本:1週間に1回すね。
司会:じゃあ中2日や3日とかは?
藤本:……やるしかないっすね。
会場:笑い
森山:でも昔ね、すっごく試合数多かったんですよ。しかもPK戦までやってたんで。
司会:そうだ、延長もありましたもんね。
藤本:そっか。
森山:でも僕その時、すごく嬉しかったです。
司会:何がですか?
森山:練習しなくてよかったから。試合ばっかりで。
藤本:ああー。
司会:それはいいのか悪いのかわからないですけど(笑)。
藤本:会場の「ああー」も微妙な感じでしたよ(笑)。
森山:でも練習より試合の方が楽しいじゃない?
藤本:全然楽しいっすね。
司会:そうでしょうねえ、それは。そこは全然違うでしょ。さあ、それでは次の質問に行きましょうか。続いての質問は。

Q4.「昨シーズンの同じ時期より、チームの状態はいい状態だ」。
司会:ということなのです。では、せーの!
磯村:淳吾さんセコくないすか?僕の見てから上げるの(笑)。
藤本:いや、何とも言えないからさ(笑)。
司会:何とも言えない?
藤本:はい。
司会:それは淳吾くん自身がということですか。
藤本:ああ、でもどっちかっていったら○かな。
司会:チームがってことですか?
藤本:チームが。
司会:なるほど。じゃあ即決で○だった磯村……あ、森山さんも○なんですね。
磯村:いや、ただ試合に勝ってるんで。去年の最初はあまり勝ってなかったんじゃないかなっていう、ただそれだけでの○なんですけど。
司会:個人としてはいかがですか?
磯村:個人ですか? 個人は×です(苦笑)。
藤本:でも去年の今より比べたらでしょ?
磯村:ああ、そうですね。
藤本:それでもバツ?
磯村:ああ、もうちょっと○になっ▽×■●。
藤本:え?(笑)。
磯村:「もうちょっとしたら○になってきます!」(笑)。
司会:はっきり言いなさい!(笑)。でも今年は試合メンバーになってるわけですよね。
磯村:そうですね。
藤本:試合も出てるし。
磯村:そうなんですけど……自分が思ってたものに、現実が追いつかないみたいな。
司会:シーズンに入るまでは、どんなイメージだったんですか。
藤本:オレが一番とか思ってた?
磯村:いや、それはないですけど(笑)。いや、もうちょっとオレやれるんじゃないかなって密かに思ってたんですけど。あんまなんか成長してねえな、オレ、みたいな。今現在は思ってます(苦笑)。
司会:アップダウン激しいっすねー(笑)。
磯村:激しいっすよ。
司会:普段もモチベーション維持するの大変な方なんですか?
磯村:いや、それはないです。ただあんまりメンタル強くないんで……。
司会:森山さん何か言ってあげてください。
藤本:あははは。
森山:でもさ、去年、ケガ人が出た時に出てきて、結果を出し続けたから。
司会:苦しい時期にね。
森山:それを続けることができたってことは強さはあるんですよ。それをどうやって維持していくか。
司会:ですよね。
磯村:……はい(苦笑)。
司会:ははは。あの時期に3試合連続ゴールという記録的なことをしてしまったがためにね。
森山:実際、ファーストゴールはどんな感じだったの?
磯村:ファーストゴールですか。いや、めちゃめちゃ気持ち良かったんですけど、それまでミスばっかしてたんで……。
森山:でもその一発で消えちゃったじゃん。
磯村:そうですね。……ラッキー。
森山:ラッキー?(笑)。
会場:笑い
森山:でも去年はオレって持ってるなって少しはあったんじゃない?
磯村:いや、あんまり。点は決めてたんですけど……
藤本:(吹き出して)。はは、上げようとしても落とすね(笑)。
会場:爆笑
司会:そうそう!
藤本:せっかく先輩が上げようとしてくれてるのに「いや、」「いやあ……」みたいな。浮き沈み激しいねえ!(爆笑)。
磯村:いや、持ってると思いました(笑)。
会場:笑い
藤本:いいよ、いいよ(笑)。そういうの。
司会:でもけっこう攻めるのが好きなタイプですか。
磯村:そうですね、攻撃の方が好きです。
司会:今はチームの中で任されているポジションはディフェンシブな部分も多いかと思うんですが。
磯村:僕あんまりポジションを気にしないんで。気にしないっていうか、ここのポジションだからどうとか、嫌だとか思わないんで。特には。
司会:ここでやれと言われたら、そこのプレーを。
磯村:はい。そうですね、そこで自分のプレーしようかなという。
森山:もともとはどこのポジション?
磯村:もともとは、中盤の真ん中とか。
森山:ゲームメイカー?
磯村:ゲームメイカー……うーん、いろいろやりすぎてわかんなくなってるんですよ、自分でも。
藤本:じゃあ小学校の時は?
磯村:小学校は、トップ下とか。
藤本:ジュニアユースは?
磯村:ジュニアユースは、ボランチ。
藤本:ユースは?
磯村:ユースは、全部やりました。
藤本:全部?  GK以外?
磯村:GK以外全部やりました。
司会:GK以外の全部を?
磯村:はい。
藤本:ユーティリティーだね。
磯村:ヤバいっすよ。
藤本:持ってるね。あははは。
会場:笑い
藤本:持ってるね?
磯村:はい(笑)。
会場:笑い


→後編へ
[GUEST] 藤本淳吾 (名古屋グランパス)
[GUEST]
藤本淳吾
(名古屋グランパス)

[GUEST] 磯村亮太 (名古屋グランパス)
[GUEST]
磯村亮太
(名古屋グランパス)

[出演] 森山泰行 (サッカー解説)
[出演]
森山泰行
(サッカー解説)

[司会]
YO!YO!YOSUKE

ぴあトークバトル・名古屋グランパススペシャル