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★5/10 特集ページオープン
キャラメルボックスの次回公演は、人気の上演形態・ハーフタイムシアター2本立て。
1本は『水平線の歩き方』。2008年初演当時、客席を涙の渦に巻き込んだ作品の待望の再演です。
そしてもう一本は新作『ヒア・カムズ・ザ・サン』。男と男の友情の物語を軸に描かれる家族の絆。
劇場で2つ、ステキな思い出を増やしてみませんか?
★ハーフタイムシアターとは?
上演時間60分の短編演劇。従来の演劇そのものへの先入観を打ち破るため、キャラメルボックスが始めた独自の上演方法。 今回は『水平線の歩き方』と『ヒア・カムズ・ザ・サン』の2本立てで上演します。両作品間の時間は30分。 1枚のチケットで同じ日・同じ席で両作品ご覧いただける便利な「2作品券」なら、そのまま客席・ロビーでお過ごしいただけます。 もちろん、片方ずつ観られる「1作品券」もあります。2008年『水平線の歩き方』より PHOTO:伊東和則
STORY
幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。 ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。 どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。 それは、幸一が小学6年の時に病気で亡くなった、母だった。 親子二人で過ごした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。 あの頃、母は大人に見えた。 が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった……。
CAST
岡田達也 岡田さつきSTORY
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。 彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。 強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。 ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。 カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。 父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。 しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。
CAST
阿部丈二 岡田達也2006年『賢治島探検記』より PHOTO:伊東和則
阪神淡路大震災の時の経験から、「路上でもできる芝居」を目的に作られたこの作品。
今回は東北の被災地での上演を目指し、この芝居本来のコンセプトに基づいた最小限の舞台装置・照明・音響での公演を行います。
今まで上演したオムニバス作品の中から3作品を上演予定。上演後には、アフタートークを予定しています。ご期待ください。
※6/17(金)はアフタートークはありません。
ある大学の文学部のゼミの一行が、街の片隅の、小さな空き地へやってくる。 ゼミを率いる坂口教授は、「ここが賢治島だ」と主張する。 教授は自説を証明するために、学生たちと、宮沢賢治の童話を芝居として上演する。 3つの芝居が終わった時、彼らの胸に、不思議な風が吹く。
[原作]宮沢賢治 [構成]成井豊 [演出]成井豊+真柴あずき+大内厚雄
[出演]坂口理恵/石川寛美/大内厚雄/温井摩耶/畑中智行/筒井俊作/實川貴美子/
林貴子/森めぐみ/小笠原利弥/市川草太/小林春世
2002年『銀河旋律』より PHOTO:伊東和則
キャラメルボックスの代表作の一つ、『銀河旋律』。9年振りの再演が急遽決定! 上演時間60分のハーフタイムシアターを、なんとトリプルキャストで上演します。 チーム毎にカラーの変わる芝居を、それぞれ楽しんでみてください。
タイムマシンが実用化された時代。「ニュースプラネット」では、今日もタイムトラベラーが引き起こした事件について伝えていた。 その最中、ニュースキャスター・柿本光介は軽いめまいに襲われる。柿本の過去がまた改変されたのだ。 柿本と高校教師・はるかの過去が変えられたのは、これで二度目。それは二人の仲を引き裂こうとする、はるかの元同僚・サルマルの仕業だった。 サルマルの企みを阻止しようとする柿本。しかし翌日、またしても過去が変えられてしまう。柿本はすぐにはるかに電話をする。 しかしはるかは1年前にサルマルと結婚していた。はるかを取り戻すため、柿本は地位も名誉も捨てて過去へとさかのぼることにする。
※7/3(日)14:00の<BLUE>は西川浩幸にかわって菅野良一が出演します。
※7/3(日)15:30の<RED>は岡田達也にかわって菅野良一が出演します。
演劇集団キャラメルボックスとは?
1985年、早稲田大学の演劇サークル出身者を中心に社会人劇団としてスタート。“人が人を想う気持ち”をテーマに、 “誰が観ても分かる”“誰が観ても楽しめる”エンターテインメント作品を作り続けている。「ハイテンポなストーリー展開」と「音楽を重視した演出」が特徴。 息もつかせぬスピーディーな展開と快調なテンポのセリフ、“笑って、緊張して、興奮して、感動して、泣ける”ストーリーで、ファンを増やし続けている。
舞台公演を、東京・サンシャイン劇場、大阪・サンケイホールブリーゼ、兵庫・新神戸オリエンタル劇場を中心に、 年間5~6作品を1公演1~2ヵ月のペースで上演する他、舞台公演を撮影し、映画館で上映するなど活動の幅を広げている。 また、劇中で使用したオリジナル楽曲を集めたサウンドトラックCDが40タイトルを超えるなど、音楽面でも注目されている。 【5~6月】 2011ハーフタイムシアター 『水平線の歩き方』『ヒア・カムズ・ザ・サン』(大阪・東京) 【6月】 緊急公演Vol.1 『賢治島探検記』(東京) 【7月】 緊急公演Vol.2 『銀河旋律』(東京) 【8月】 キャラメルボックス・アナザーフェイス 『ナツヤスミ語辞典』(東京) 【8~9月】 2011サマーツアー 『新作』(東京・名古屋・神戸) 【10~11月】 成井豊の世界名作劇場 『飛ぶ教室』(東京・他) 【11~12月】 2011クリスマスツアー 『流星ワゴン』(神戸・東京)