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舞台『菊次郎とさき』
            原作 ビートたけし、脚本 輿水泰弘、演出 石橋冠 舞台『菊次郎とさき』公演・チケット情報
'01年の初ドラマ化以来、'03年、'05年、'07年と3度の連続ドラマを経て、すっかりお茶の間の人気作となった 『菊次郎とさき』(ビートたけし原作)。 その待望の初舞台化では、菊次郎に陣内孝則、妻さきに室井滋、さらに脚本・輿水泰弘、演出・石橋冠という、 ドラマ本編がそのまま引越してきたような布陣が実現!  菊次郎一家が住む足立区に建つシアター1010(せんじゅ)で幕を開けた本ツアーについて、開幕2日目を終えた陣内に聞いた。
北野菊次郎役 陣内孝則インタビュー
舞台『菊次郎とさき』 陣内孝則

――5年ぶりの菊次郎役。さらにドラマではなく舞台で演じるということで、新しい感慨はありますか?

「舞台で菊次郎をやることに関しては、“企んでない”ですね。他の役のときは細かい役作りとか、ギャグを織り交ぜたりなどを考えたりするんですが、すっかり体に馴染んだこの役では、輿水さんと石橋さんという“職人”の方たちが作った土台に乗せられて演じるだけで、もう充分に面白くなると分かっていますから。自分を解放できる役ですし、舞台は緊張するけれど楽しいです」

――物語は、ドラマで描かれていない、さきとの出会いから始まるとか。

「関東大震災の直後に、菊次郎が27歳、さきが21歳で出会って結婚して、それからたけしたちを育て上げ、年配になるまでを演じます。舞台は関東大震災の直後から始まるんですが、昨年の東日本大震災の直後が今なわけですよね。もちろん舞台化の話は何年も前からあったものですが、日本から豊かさがなくなりつつある中で幸せのありかを見つけようとするこの作品を、いま上演できるというのは、何か意味があることなのかもれしないなと感じていますね」

――照れ屋なのに酒を飲むと暴れてしまったりと、生き方が不器用な菊次郎には、昭和の男の美学のようなものを感じます。

「ウチは父親も木工所の職人だったので、それを見てきた自分には菊次郎の気持ちが分かるんですよ。昔はどこにでもいましたが、菊次郎も非常に人間らしい、悲劇と喜劇を背負って生きてきた人。ピュアでストレートで、どこかしら破れているのがむちゃくちゃチャーミングなんですよね。今だったらただの“破綻している人”になっちゃうけど(笑)。21世紀には見られなくなってしまった、そんな男の愛情や優しさを大切に演じたいですね」

――今日もお客様は大盛り上がりでしたね。

「こちらが計算せずにやった家族同士のリアクションや、親子のセリフのやりとりなんかを目の前で面白がっていただけるのが新鮮です。TVドラマだと、それは分からないですからね(笑)。詐欺に遭った時に、菊次郎の純真なセリフに笑いが起きたり、稽古とは全然違うところがラフポイントになったりするのも嬉しい。客席の皆さんが本当に喜んでくださっているのが伝わるので、これから観にいらっしゃるお客様も、ぜひ“お祭り”と思って楽しんでもらえればと思います」

舞台『菊次郎とさき』 陣内孝則 舞台『菊次郎とさき』 陣内孝則

5月19日(土)~27日(日)
ル テアトル銀座 by PARCO

料金(全席指定・税込):8,800円 BOX席(2名様):16,600円

チケット発売中

公演・チケット情報

[原作]ビートたけし [脚本]輿水泰弘 [演出]石橋冠
[出演]陣内孝則 室井滋 音無美紀子 梨本謙次郎
   濱田マリ つまみ枝豆 風間トオル 他

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