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「白樺派」の中心人物として知られる作家・武者小路実篤が1915年に発表した戯曲『その妹』の上演が決定した。 苛酷な現実への無力感に打ちのめされたとしても、人は人を思い案じながら、そして、何かを求め生きていく…。 武者小路実篤が託した思いを、魅力あふれる顔ぶれで描く『その妹』に、期待が高まる。
出演は、次々と襲いかかる試練に葛藤する盲目の兄・広次に、歌舞伎のみならず、幅広い表現世界での活躍も著しい市川亀治郎、 そして、その兄に献身的な愛情を注ぐ妹・静子には、シス・カンパニー公演『楽屋』、NODA・MAP『南へ』の演技で、 舞台女優としての稀有な才能を強烈に印象づけた蒼井優が登場。待望の舞台初共演を果たす。 そして、この兄妹の運命に次第に吸い寄せられていく編集者・西島に段田安則、 そんな夫の姿に心を乱される西島の妻・芳子に秋山菜津子を配し、鈴木浩介、水野あや、内田亜希子、西尾まりと共に、 白樺派の名作戯曲に挑む。
演出は、俳優・脚本家としても活躍する河原雅彦が担当。ときに煽情的とも思える演技体とはイメージを異にし、 2006年シス・カンパニー公演『父帰る/屋上の狂人』(菊池寛作)では、 時代を超えた日本人の普遍的な心情を細やかに表現。第14回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞したその手腕を、 再び近代日本を舞台にした本作で揮う。

将来を嘱望された画家でありながら、徴兵された戦争で、その命とも言うべき視力を失ってしまった野村広次。
今は、妹・静子と共に、叔父夫婦の家に身を寄せている。
失明による挫折感に苦しみ続ける広次だったが、静子の力を借りて、今度は小説を書くことで自分の才能を開花させたいと願っていた。
兄の芸術的才能を信じ、目となり杖となり、絶望の淵から這い上がろうとする盲目の兄に寄り添う妹。
しかし、経済的な自立が未だ望めない兄妹を、現実はあくまでも残酷に追い詰め、二人を案ずる周囲の人々をも巻き込んでいく。
兄と妹は、己の望む道を進むことができるのだろうか?そして、その道の行く手に待つものは?

市川亀治郎 蒼井優 秋山菜津子 段田安則
鈴木浩介 水野あや 内田亜希子 西尾まり