チケットのことならチケットぴあチケットぴあ


タンゴ -TANGO-

演劇シーンを牽引する豪華キャストが集結!!長塚圭史演出でおくる衝撃作!!

シニカルなユーモアと度重なるどんでん返し!"秩序の再建"を求めた青年の疾走が暴走にかわる!!

11月5日(金)~24日(水)

Bunkamuraシアターコクーン

  • 【お詫び】
    公式HP及び公演チラシ等にてご案内していたURL(http://pia.jp/t/tango/)が、
    弊社の設定上の不手際により、9月16日(木)15:00頃まで購入ページに遷移しておりませんでした。
    お客様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
    チケットぴあ
  • ★大阪公演も発売中! チケット情報はこちら
  • ★8/3(火)特設ページオープン
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

『なにもかも許されてて、自由なばっかりに、ここじゃもうにっちもさっちもいかなくなっているんですよ!!』

親世代が破壊しつくした〝秩序の再建〟を求め、家族を相手に〝革命〟を決起する青年・アルトゥルの姿を通し、反抗すべき体勢を見失いどこか満たされずに迷走を続ける現代社会が照らし出される。シニカルなユーモア、度重なるどんでん返し!エンターテインメント性に彩られながら鋭い台詞の数々にハッとさせられる著者の情熱が溢れる刺激的な戯曲。

アルトゥルを演じるのは、シアターコクーンプロデュース初登場、長塚圭史と待望の初顔合わせとなる森山未來!! 彼を翻弄する家族にも、父親に吉田鋼太郎、母親に秋山菜津子、祖母に片桐はいり、叔父に辻萬長、元小作人に橋本さとしと一筋縄ではいかない強力な面々が揃った!

現在の演劇シーンを牽引するトップランナーが長塚圭史と共に過激に疾走する!

STORY

散らかり放題の部屋で、アルトゥル(森山未來)は怒りに打ち震えている。

賭け事に熱中し、アルトゥルの戒めもどこ吹く風の祖母・エウゲーニャ(片桐はいり)。万事が事なかれ主義の叔父、エウゲーニュシュ(辻萬長)。最も許しがたいのは、彼らと共にトランプに興じている元の小作人、エーデック(橋本さとし)の存在だ。

若い頃〝革命と解放〟を旗印に、〝伝統〟を破壊しつくした父・ストーミル(吉田鋼太郎)は今や誰に観せるともない実験演劇を嬉々として繰り返す。女盛りの母・エネオノーラ(秋山菜津子)はこともあろうにエーデックとの男女の仲を鷹揚ににおわせる。

〝呪われた自由〟に支配された家族を救うべく世界秩序の再建計画に邁進するアルトゥルの鉄の意志を、美しい従妹・アラの奔放な魅力が惑わせる。彼女と〝伝統的な手法で結婚〟をすることで家族の目を覚まさせようと、滑稽で熱心なプロポーズをはじめるアルトゥルだったが……。

COMMENT

森山未來

森山未來

台本を読んだらとにかく面白くて。しかも長塚さんの演出ですから「これはぜひやりたい!」と。40年以上前にポーランドで書かれた戯曲の普遍性に驚きましたし、人は時代を越えて、同じことを言い続けているんだなとつくづく感じました。僕が演じるアルトゥルは、堕落した家族の中で秩序を取り戻そうと孤軍奮闘します。でも彼を含め、この作品に出てくる男どもはとにかくバカバカしい理論武装ばかり。「大事なのはそこじゃない」ということにアルトゥルが気付くか、気付かないか。共演の方々もイジメとしか思えないような(笑)濃い顔ぶれなので、空回りするアルトゥルをぜひ観ていただきたいと思っています。

Text:市川安紀

長塚圭史

長塚圭史

喜劇として創りたいと思っています。世界の縮図のような巨大なスケールの話が、家族というコミュニティを通じて描かれることで効果的に矮小化されている。人間ってなんて愚かで、だからこそ愛おしいなぁというように、共感できる部分がたくさんあります。膨大な台詞量ですが内容は難解ではなく、論破しあう様はスリリング。それが実現できる強力な俳優たちが集結してくれました。森山さんには繊細さと同時に怒りのパワーみたいなものを感じるんです。楽しみですね。

CAST

森山未來、奥村佳恵、吉田鋼太郎、秋山菜津子、片桐はいり、辻萬長、橋本さとし
上段右より:森山未來、奥村佳恵、吉田鋼太郎、秋山菜津子
下段右より:片桐はいり、辻萬長、橋本さとし

タンゴ-TANGO-

【劇作・脚本】スワヴォミル・ムロジェック
【翻訳】米川和夫・工藤幸雄 
【演出】長塚圭史
【出演】森山未來、奥村佳恵、吉田鋼太郎、秋山菜津子
     片桐はいり、辻萬長、橋本さとし


【東京公演】
2010年11月5日(金)~24日(水)
Bunkamuraシアターコクーン

料金:特設S席・S席¥9,000/A席¥7,000/コクーンシート¥5,000

【大阪公演】
2010年11月28日(日) ~30日(火)
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
料金:特設S席¥9,500/S席¥9,500