チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

チケットぴあインタビュー

Fリーグ 相根澄

Fリーグ 相根澄
「FIFAフットサルワールドカップ ブラジル2008」のために、8月31日の第7節を終えて、一時中断期間になっていたFリーグ。中断期間を利用して強化を図ったチーム、ワールドカップ出場のためにチームから代表選手を多く出していたチームもあった。優勝の行方を占う後半戦の展開、フットサルそのものの楽しみ方を「日本フットサル界のパイオニア」と呼ばれる相根澄氏に語ってもらった。

——相根さんがフットサルを始めたきっかけはどのようなものでしたか?

サッカーのトレーニングの一環として始めました。FWだった自分のゴール前での駆け引き、イメージ作りがフットサルの狭いコートと一致しました。やればやるほど奥深いスポーツで、攻めももちろんですが、反対にディフェンスも上達しました。そんなフットサルの奥深さ可能性に魅了され、フットサル選手としての道を選びました。

——フットサルとサッカーの違いついては?

基本的には、同じボールを蹴りゴールを目指す単純なスポーツには変わりはありませんが、一言でいえば、フットサルはゴールシーンが沢山見られるということですね。またフットサルは狭いコートで行う中でも、レベルが高くなれば高くなるほど、さらにスペースを空けたり消したり、という工夫が必要になってきます。ボール一個二個分のスペースでパスが通るレベルになると、見てる人もドキドキしますよ。

——ご自身でもFリーグを一年戦ってみてどうでしたか?

ほとんどの試合が、自分の家から通える場所で行われていたのが、全国リーグという事で遠い距離の移動や前泊をする大変さ、波の良し悪しがある中で一年を通して試合をするリーグ戦の難しさを感じました。思い出に残る試合は、Fリーグ開幕前まで所属していた浦安との対戦は、選手、サポーターを含めて、わくわくしましたね。

——海外でのプレー経験もある相根さんから見た海外と日本の違いは何ですか?

個人のレベル的に違いはあると思いますが、一番は全国リーグがあるかどうかだと思います。長いシーズン一年を通して、フットサルの為に真剣勝負、切磋琢磨できる環境があるのとないのでは大違いです。日本にもその環境ができた今、意識を高く持ち続けていく事が、世界との差を縮めていく近道だと思いますし、今ある差を埋められる可能性は十二分にあると思います。

——ホーム&アウェイ、セントラルという3つの方式での戦いの方の違いはありますか?

これに関しては、チームの色や監督の考えによる事だと思います。ただ、選手にとってのホームゲームは、味方サポーターの声援を背に戦えるアドバンテージはかなりあります。反対にアウェイゲームは、そのプレッシャーを受けながら戦わなければいけないのが大変な部分です。そして、どちらにも当てはまらないのがセントラル開催のゲーム。ただし、セントラルのもつ意味は大きく、この試合を制したチームは、直接順位に反映してくるので、特にチームの色が出やすい試合なのかもしれません。

——初心者が観戦するためのポイントは?

フットサルはテクニックやスピード、ゴールシーンが多いなど注目ポイントはたくさんあると思と思いますが、僕はフットサルならではのプレーを挙げたいと思います。普通はゴールに向けてシュートを打つと終わりですが、実はプレーの中で、そのシュートに合わせる為にゴールの横に走りこんでくる選手がいます。あんなに早いシュートに合わせる豪快なプレーは、見ているだけで迫力がありますよ。このプレーを知っているだけで、あなたはかなりのフットサル通になれますよ。

——今セントラルの注目カードや注目選手を教えて下さい。

まずはなんといっても、FIFAフットサルワールドカップ ブラジル2008に出場した選手がチームに戻ってどういう効果をもたらすかでしょう。特に注目されるのは10月25日の第4試合、チームとしてみっちり中断期間にトレーニングを積んだ首位の名古屋相手に、代表に6名もの選手を輩出した2位の浦安が、世界と戦ったアドバンテージをどれだけ見せられるか、ですね。世界と真剣勝負をしてきた代表選手13名に、より注目してもらいたいと思います。

——セントラル会場での楽しみ方は?

普段は別々の会場で行われているFリーグのゲームが、1ヶ所で1日に何試合も見られるということ。ポイントは、試合前に必ずひいきのチーム、ひいきの選手と対抗する対戦相手の選手を1人ずつ見つけること。その選手同士の活躍によって、観戦しながらの応援がいっそうヒートアップすると思いますよ。もちろん、その時にしかやっていない場内プレゼントやイベント参加も楽しみの一つですよね!

——Fリーグに求めるもの、期待することはありますか?

Fリーグが出来た事で、確実に日本のフットサルがレベルアップしました。世界にあって、日本になかったもの、それが全国リーグでした。厳しい戦いを1年1年続けて行く事によって、チーム、個人がレベルアップし、その中から選ばれた代表選手は、世界との差を一層縮めてくれるはず。今の環境に満足する事無く、常に世界を意識したプレーで観客を魅了してほしいと思います。

——相根さんの今後の活動を教えて下さい。

まずは、選手出身のFリーグサポーター第一号としてFリーグを盛り上げること。その中の一つとして、全国にフットサルの魅力を知ってもらう普及活動、将来のFリーガーを目指す子供たちの育成にも力を入れていきたいと思います。その他、フットサル以外の分野にもどんどん挑戦していき、それを活かしてフットサル界に恩返しをしたいと思っています。

Fリーグ 相根澄

相根澄

Fリーグ 相根澄

相根澄

プロフィール

'73年、京都府生まれ。カスカベウ(現ペスカドーラ町田)、プレデター浦安(現バルドラール浦安)でスーパーリーグ、関東リーグを経て、Fリーグ開幕元年にペスカドーラ町田へ移籍。同年のシーズン終了後に現役を引退。フットサル日本代表に選出されつつ、日本人初のイタリアフットサル・セリエAプレーヤーでもある。2008年からフットサル日本代表テクニカルスタッフ、フットサル出身での初のJFAアンバサダーも務める。175�p/65kg。