内野聖陽さんコメント
田中圭さんコメント
白井晃さんコメント
古沢良太さんコメント
「幻の蝶」の存在を信じ、探し続ける蝶オタクの男二人。 生きにくい現代で、「信じる」ということで繋がっていく人間同士を描く『幻蝶〜げんちょう〜』。 今最も期待される脚本家・古沢良太が十数年もの間温めてきた渾身のオリジナルモチーフを舞台作品として書き下ろします。 演出は硬質なアート作品からエンターテインメントまで、常に観る人を裏切らない高いクオリティを誇る、白井晃。 出演はシアタークリエに約3年半ぶり、待望の登場となる内野聖陽と、 最も旬な若手俳優の田中圭、実力派2人の初共演が本作品で実現します。 コミカルながらずっしりと重いテーマを持ち、笑って泣けるエンターテインメント作品の誕生です。
脚本/古沢良太
代表作『ALWAYS 三丁目の夕日(2005)』(第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞)、『キサラギ(2007)』(第31回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、 『相棒 元旦スペシャル“バベルの塔”(2007)』(日本民間放送連盟賞ドラマ優秀賞)、『ゴンゾウ 伝説の刑事(2008)』 (第27回向田邦子賞・ギャラクシー賞)他多数。さらに今年から来年にかけて、大手映画会社配給作品、 連続ドラマ等、話題作が次々にひかえている。1973年神奈川県生まれ。
演出/白井晃
早稲田大学教育学部卒業後、'83年~'02年まで遊◎機械/全自動シアター主宰。劇団活動中よりその演出力が高く評価され、 外部の演出も数多く手掛ける。現在は、演出家として作品を発表する一方、俳優としても舞台・映像ともに活躍中。 '01年の舞台演出活動において第9回、また'02年「ピッチフォーク・ディズニー」「クラブ・オブ・アリス」において第10回、 読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。05年「偶然の音楽」にて、平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)受賞。
虫を愛で、育て、捕まえ、時に売買する、
昆虫の愛好家は決して少なくない。
業界用語で「ムシ屋」。
彼らは自らをそう呼ぶ。
「ムシ屋」にも嗜好が別れる。
「カブト屋」「クワガタ屋」「トンボ屋」。
そして、「チョウ屋」である。
とある森の中、二人の男が、古新聞が散らかる廃屋で共同生活を送っている。 名前は戸塚保(内野聖陽)と内海真一(田中圭)。 戸塚は剛胆で自信家、人たらしのイケイケオヤジ。一方、真一は他人に心を開けないひきこもりの青年。 そんな全く逆のキャラクターの二人を繋ぐ唯一の糸は「ある幻の蝶【シロギフチョウ】の存在を信じている」ということ。 2人の目的は一つ。シロギフチョウを見つけることだ。彼らこそ「チョウ屋」であり、筋金入りの蝶オタクである。
2人の蝶探しに図らずも巻き込まれていくのが、不動産会社のOL・安藤(七瀬なつみ)と旅回りのストリッパー・ユカ(中別府葵)だ。 4人は廃屋で出会い、蝶探しに出かけることになる。 そして、廃屋で過ごす4人の空間と時間はいつしかかけがえのないものになっていく。
しかし、そこへ戸塚の過去の栄光とその挫折を知る昆虫ブローカー・吉永(大谷亮介)と、戸塚から借金を取り立てる、 田舎町のボランティアと名乗る男・村木(細見大輔)が登場し…。
彼らは「幻の蝶」に出会うことができるのか?
そして、彼らが本当に信じたいものとは何なのか…?
神奈川県出身。1993年、NHK土曜ドラマ「街角」にてデビュー後、舞台、映像と幅広く活躍する。
主な舞台出演作:
『みみず』(鵜山仁演出)
『野望と夏草』(西川信廣演出)
『カストリエレジー』(鐘下辰男演出)
(以上3作にて紀伊國屋演劇賞個人賞
読売演劇大賞最優秀男優賞)
『モンテ・クリスト伯』(高瀬久男演出、
『ペリクリーズ』(蜷川幸雄演出)
『エリザベート』(小池修一郎演出)
『ベガーズ・オペラ』(ジョン・ケアード演出)
(以上2作品にて菊田一夫演劇賞受賞)
『メタルマクベス』(いのうえひでのり演出)
『私生活』(ジョン・ケアード演出)
『BLACKBIRD』『イリアス』(共に栗山民也演出)等。
1984年、東京都出身。2003年にドラマ「ウォーターボーイズ」で注目を集める。 その後、数多くのドラマや舞台、映画、CMに出演。
近年の舞台出演作:
『死ぬまでの短い時間』(岩松了演出)
『偶然の音楽』(白井晃演出)
『裏切りの街』(三浦大輔演出)
『ガラスの葉』(白井晃演出)
朗読劇『ラヴ・レターズ』(青井陽治演出)
『芸人交換日記』(鈴木おさむ演出)
近年の主なドラマ出演作:
CX『まっすぐな男』・NHK『チェイス~国税査察官~』・テレビ朝日『秘密』(2010)、
NTV『美咲ナンバーワン!!』・CX『外交官・黒田康作』・NHK連続テレビ小説『おひさま』・
CX『それでも、生きてゆく』・CX『私が恋愛できない理由(2011)等。
舞台、ドラマ、映画、CFなど、幅広い分野で活動。
主な映画出演作:
『桜の樹の下で』『ランウェイビート』等
主なテレビ出演作:
『ぽっかぽか』『おみやさん』
『アテンションプリーズ』『肩ごしの恋人』
『明日の光をつかめ2』他
2012年4月~放送の『おみやさん』にレギュラー出演。
主な舞台出演作:
『欲望という名の電車』『華々しき一族』
『浮標』『写楽考』『奇跡の人』
『ヘッダ・ガーブレル』他
『屋上庭園/動員挿話』では(2006年第40回紀伊國屋演劇賞個人賞、第13回読売演劇大賞優秀女優賞受賞)。
熊本県出身。モデルとしては、2007年よりファッション雑誌「mina」の専属モデルとして活動。 また、08年度「東レ水着キャンペーンガール」として活躍する一方、 女優としては翌年、TVドラマ「ウォーキン☆バタフライ」(TX)で初主演を果たす。
主な舞台出演作:
『新・日の丸レストラン』
渋谷ハチ公前第5回公演『煮詰まる頃』
主なテレビ出演作:
CX「外交官・黒田康作」・NTV「ホタルノヒカリ2」・CX「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-2nd season」・
CX「リアルクローズ」・NTV「サムライハイスクール」・CX「任侠ヘルパー」・CX「メイちゃんの執事」等
主な映画出演作:
「劇場版 カンナさん大成功です!」
「イエスタデイズ」、「僕らの方程式」等
大阪府出身。関西学院大学を経て演劇集団キャラメルボックスに入団。2009年まで在籍。 出演作は古典から現代、好青年から狂気的役まで幅広い。 舞台、映像のみならずナレーションや吹き替えと幅広いフィールドで活動。
主な舞台出演作:
新国立劇場主催「夏の夜の夢」ライサンダー・「山の巨人たち」ミロルディーノ・
「ネジと紙幣」輝樹・「センセイの鞄」小島・「吸血鬼」菊地顕・「少年探偵団」怪人二十面相
白井晃演出作は「三文オペラ」「幽霊たち」に続き「幻蝶」で3作目。
主なTV出演作:
NHK「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」・「トップセールス」・「桂ちづる診察日録」・「新選組血風録」
主なアニメ出演作:
「C」三國壮一郎役 ほか
1986年「役者集団東京壱組」を旗揚げし、座長として活躍。 1987年「東京壱組」を解散後は、「劇団壱組印」を旗揚げし、三軒茶屋婦人会にも参加。 「舞台演出も多数手掛ける。来年公開映画「鍵泥棒のメソッド」(うちだけんじ監督)にも出演。
近年の主なテレビ出演作:
「絶対零度」・「ボクら星屑のダンス」
人気シリーズ「相棒」にはseason1からトリオ・ザ捜査一課としてレギュラー出演。
近年の主な舞台出演作:
「海をゆく者」「博覧会」「紅姉妹」
「さすらいアジア(作・演出も)」「ゆすり」等