ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018
他では聴けない!ラ・フォル・ジュルネならではのプログラム
ラ・フォル・ジュルネで演奏されるのは、クラシックの名曲ばかりではありません。今回は、この機会を逃すとなかなか聴くことができない曲やアーティストを、ジャンルを超えてご紹介。GWは冒険と発見に満ちた音楽の旅へ出かけよう!
フル・オーケストラ×合唱で体感する迫力サウンド!
日本初演の大スペクタクル音楽劇! 「エクソダス」
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石丸幹二/麻実れい
- ウクライナの作曲家ヴィクトロワがラ・フォル・ジュルネ2018のテーマ「新しい世界へ」から着想を得て書き上げた新曲。モーゼがヘブライ人たちを引き連れてエジプトから脱出する旧約聖書の物語(最後は海が真っ二つに割れ、対岸への道が開けるというあの大スペクタクル!)を描いた、波乱万丈の音楽劇です。日本初演にあたって、物語の進行を務める預言者役を、トップスター石丸幹二と麻実れいが演じるのも話題。ラ・フォル・ジュルネの看板オーケストラ、ウラル・フィルと初来日のエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団の大迫力サウンドを体験するコンサート。
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公演番号 M142
5/3(木・祝) 11:45 東京国際フォーラム ホールC
宇宙的スケールのミサ曲! 「ミサ・エキュメニカ」
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- ロシアの作曲家グレチャニノフによる、宗派を超えた壮大なミサ曲。大編成のオーケストラと大地を揺るがすかのようなロシアの混声合唱団、それだけでも十分ド迫力なのですが、さらに4名の独唱とパイプオルガンまで総動員。全盛期のプログレにも通じる宇宙的拡がりがハンパではありません。今年のラ・フォル・ジュルネのハイライトのひとつです。このゴージャスな音楽体験が、S席2,500円、A席1,500円という驚きの価格なのですから、聴かないわけにはいきません!
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公演番号 T211
5/4(金・祝) 11:00 東京芸術劇場 コンサートホール
ラ・フォル・ジュルネ版ガラ公演! ファイナル・コンサート
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東京国際フォーラム ホールA
- 3日間の祭典の最後をしめくくるのは、今年のテーマ「新しい世界へ」を凝縮したかのようなファイナル・コンサート。次々とソリストが登場するラ・フォル・ジュルネ版ガラ公演です。ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとロマ楽団との丁々発止の演奏で開幕し、ラフマニノフの華麗な傑作、ドヴォルザークが祖国への思いを託した超名曲、カザルスやブロッホの祈りの音楽が続き、最後はヴェルディのオペラ「ナブッコ」から、囚われの身のヘブライ人たちが故郷に思いを馳せて歌う合唱曲「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」。感動的なフィナーレを、みんなで分かち合いましょう!
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公演番号 M316
5/5(土・祝) 21:15 東京国際フォーラム ホールA
ジャンルを越境する音楽の冒険!
地中海音楽の万華鏡! カンティクム・ノーヴム
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カンティクム・ノーヴム (c)B.Pichène
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中世の地中海沿岸地域、主にトルコ、ペルシャ、アラブ、アルメニアなどの音楽を自在に融合し、独創的で色彩豊かな作品を創造している器楽・声楽アンサンブル。ヨーロッパと西アジアと北アフリカの調べが交錯する万華鏡的な音楽世界は、夢の中にひきこまれるかのよう。古楽ファン、民族音楽ファン、ジャズファン、さらにはユーロプログレファンなど、さまざまな音楽愛好家にオススメです! 日本の伝統楽器との共演によるシルクロードをテーマにしたスペシャルコンサート(M325)も聴き逃せません!
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公演番号 M122
5/3(木・祝) 12:00 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 T233
5/4(金・祝)14:30 東京芸術劇場 シアターウエスト公演番号 M227
5/4(金・祝) 21:00 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 M325
5/5(土・祝) 17:45 東京国際フォーラム ホールB7
ロマ音楽とクラシックのエキサイティングな出会い! パヴェル・シュポルツル&ジプシー・ウェイ
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パヴェル・シュポルツル (c)Marc Roger
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チェコの青いヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、パヴェル・シュポルツルが9年ぶりにラ・フォル・ジュルネに帰ってきます。前回はバッハとイザイの無伴奏というクラシックの超名曲で大喝采を浴びましたが、今回はなんとジプシーバンドを引き連れての登場! ロマ(ジプシー)音楽に影響を受けたブラームスやサラサーテの名曲を、本場のジプシー・トリオと弾きまくります。ロマのパッションが炸裂する躍動感あふれる演奏は、まさにエキサイティング!ナントの公演では、子どもたちが飛び上がって歓声をおくっていました。
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公演番号 M147
5/3(木・祝) 21:30 東京国際フォーラム ホールC公演番号 M326
5/5(土・祝) 19:30 東京国際フォーラム ホールB7
現代の吟遊詩人! ピアース・ファッチーニ
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ピアース・ファッチーニ&トリオ (c)Marc Rogerjpg
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ラ・フォル・ジュルネ芸術監督ルネ・マルタンの今年のイチ押しアーティスト。「クラシックじゃないけど、どうしてもみんなに聴いてほしい、いま僕が夢中になっているアーティスト」それがピアース・ファッチーニ。フランスの若者たちに大人気のシンガー・ソングライターです。初来日の今回は、3名のアフリカ系ミュージシャンと共演。中東や北アフリカなどさまざまな非西洋の音楽から影響を受けた彼の音楽スタイルは、詩情にあふれ、ちょっとエキゾチック。現代の吟遊詩人ファッチーニの歌声に、あなたもハートを直撃されるかもしれませんよ。
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公演番号 M127
5/3(木・祝) 21:30 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 M224
5/4(金・祝) 15:30 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 T334
5/5(土・祝)16:30 東京芸術劇場 シアターウエスト
クレズマー×弦楽四重奏で炸裂する異次元サウンド! Yom & Quatuor IXI
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Yom & Quatuor IXI (c)Laurent Benhamou
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「クレズマー」とは東欧をルーツとするユダヤの民衆音楽。飛び跳ねたくなるようなアップ・ビートからゆったりしたバラッドまで、ロマ音楽との共通性も多く、クレズマー人気は世界中に広がっています。その第一人者がYom。ただし、彼はクレズマーをルーツとしながら、ロック、ブルース、フォーク、カントリー、さらにはクラシックまで、さまざまなジャンルを縦横無尽に行き来する分類不可能なアーティスト。今回はコンテンポラリー・ジャズの弦楽四重奏団Quatuor IXI(クアチュール・イクシィ)とタッグを組み、斬新な異次元サウンドを炸裂させます。音楽の冒険に誘う刺激的なコンサート。お聴き逃しなく!
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公演番号 M123
5/3(木・祝) 14:00 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 T136
5/3(木・祝)20:45 東京芸術劇場シアターウエスト公演番号 M226
5/4(金・祝) 19:00 東京国際フォーラム ホールB7公演番号 M323
5/5(土・祝) 14:00 東京国際フォーラム ホールB7
世界が注目する日本人アーティストたち!
衝撃の太鼓組曲! 林英哲と英哲風雲の会
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新しい「太鼓音楽」の創造に取り組み、日本から世界に向けてその魅力を発信し続けている第一人者、林英哲。今回は今年没後50年となる画家、藤田嗣治の生涯を太鼓組曲で表現する意欲的な公演。大正時代にフランスに渡り高い評価を得た反面、日本画壇からはうとまれ、晩年はレオナール・フジタという名前でフランスに帰化し、2度と日本に帰ることがなかった画家の心の葛藤や祈り、そして「われに羽賜べ(わたしに羽をください)」というタイトルが示す生への希求を、磨き抜かれた強烈な太鼓アンサンブルと林英哲ならではの究極のソロで描き出します。フランス・ナントの満場の客席が、ブラボーと絶叫と感涙に包まれた公演。
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公演番号 M247
5/4(金・祝) 21:15 東京国際フォーラム ホールC
ジャズの超名曲が最新モードで蘇る! 挾間美帆版「処女航海」
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- 2016年、アメリカのジャズ専門誌「ダウンビート」で“未来を担う25人のジャズアーティスト”に選出。NYを拠点に今まさに大ブレイク中のジャズ作曲家、挾間美帆が、昨年に続きシエナ・ウインド・オーケストラとともにラ・フォル・ジュルネに登場します! 今回は、池袋の東京芸術劇場コンサートホールに場所を移し、ハービー・ハンコックの代表作「処女航海」を、アルバムまるごと壮大な組曲として編曲し、吹奏楽&ピアノ・トリオで演奏するという画期的な公演。ジャズの傑作中の傑作が、眼が覚めるくらい新しい響きに生まれ変わりますよ!
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公演番号 T212
5/4(金・祝)13:15 東京芸術劇場コンサートホール
裏フォル・ジュルネの顔! 渋さ知らズオーケストラ「モンド・オートル 別世界より」
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渋さ知らズオーケストラ
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ジャズ、ロック、フォーク、歌謡曲が混在し、ダンス、舞踏、演劇、パフォーマンス、映像が同時多発的に絡む脱ジャンル音楽パフォーマンス集団。日本のジャズ・フェス、ロック・フェスのみならず、グラストンベリー・フェスティバルをはじめヨーロッパの数々のロック・フェスを席巻。日本が誇る荒唐無稽文化財!ラ・フォル・ジュルネでは2012年以来、毎年出演し、ストラヴィンスキー「春の祭典」やオネゲル「屋根の上の牡牛」、ベルリオーズの「幻想交響曲」など数々のクラシック曲に挑戦。常に独自の世界観を提示しています。今年は丸の内から池袋に“亡命”し、ドヴォルザークの超名曲「新世界より」を換骨奪胎。別世界より到来し異次元の祝祭を巻き起こします。
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公演番号 T116
5/3(木・祝) 22:00 東京芸術劇場コンサートホール